帰ってきた極私的収集物2
~衝撃のニット編~

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オンライン担当の西出です。

いつもはこのポスト用に撮影するんですが、今回はちょっと手抜きをさせて頂きました・・・汗

長い沈黙を経て、ようやく再開させたこの企画“極私的収集物”。

再開一発目はリハビリがてらソックスでしたが、今回からちゃんとした(というと前回のソックスはどうなの?となりますが)アイテムです。

V::loom(ヴイルーム)のクルーネックスウェット・・・みたいなニットです。

↑の画像のguji network! KARL DONOGHUE(カールドノヒュー)回でも着用していましたが(私の衣装は基本的に私物です)これがかなり良いわけでして。

こちらでも特集としてアップしています、懐かしいようで全く新しいコンセプトのもとに設立されたブランドです。

デザインはスウェットの金字塔であるリバースウィーブ。
リバースウィーブとは、その名の通りウィーブがリバースしています。
つまり、地の目が縦ではなく横を向いているんですね。

大昔のスウェットは洗濯した時の縮みがひどく、アメリカでは必ず乾燥機にかけて乾かす文化ということもあり、着丈がグググっと、極端に短くなってしまうのが難点でした。
基本的には地の目に沿って縮みますので、目が縦方向を向いていると縦に縮みます。
なので、洗うたびに着丈が短くなるという現象が起こっていました。
それを解消すべく、横向きにしたものがリバースウィーブです。

まぁ、厳密に考えるとリバースではなく90度回転な気がしないではないですが、その辺りはきっと何らかの別の意味があるんでしょう・・・。

リラックスしたフィッティングで、ネックのリブもやや存在感のある幅。
方は落ち気味、アームは太目。

このたっぷり感が凄く気分です。

で、これが上品に見える(と思っている)ポイントは、ニットであることですね。

今、カットソー感覚で着られるハイゲージのニット、通称“ニットT”が定番アイテムとして受け入れられるようになりました。
カットソーよりもニットの方が、見た目が上品で大人っぽく、ジャケットやセットアップのインナーとしても違和感なく使えるからなんですが、その理論はこのリバースウィーブニットにも当てはまります。

スウェットでこの緩い雰囲気ですとどう考えてもカジュアル、もしくはアスレチックに見えますが、ニットになることで何となく品良くなっている様に感じませんか?
特徴的な、ヴィンテージ的なシルエットとディティールなのに、どことなくモダンさといいますか都会的な雰囲気がある様な気がしませんか?

しかもですね、この一見スウェットの様な雰囲気を出すために、使用する糸や編み方など、めちゃくちゃこだわって作られているんです。
普通のハイゲージニットではこの仕上がりになりませんので、この作り込み(編み込み?)こそがこのニット最大の特徴。
気になられる方は是非店頭で実物を触って頂きたいと思います。
結構ビックリのタッチで、ニットの新しい可能性を感じて頂けるはず・・・。

という事で、かなりお気に入りの一着となったこちらでエンジンをかけつつ、今後もこの企画を続けていきたいと思います。



今日の気になる↓

V::loom(ヴイルーム)のノンミュールジングメリノウールニットソーフーディ
クルーが気に入り過ぎたので、次はフーディーも欲しいな・・・な93,500円。

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