LEMAIRE EBISU
オンライン担当の西出です。
2024F/Wシーズンからgujiでも取り扱いをスタートしたLEMAIRE(ルメール)、いまのところ名古屋店に集約して展開をしていますが、先日恵比寿に世界3店舗目の旗艦店が出来たという事で、伺ってきました。
お店というよりは家という感じでして、本当に家でした・・・。
しかも、いわゆる町屋リノベーション的な感じで外は家、中はショップみたいにゴリゴリにする感じではなく、中もほぼ家という感じ。
徹底した世界観の基に作られた、かなり刺激的なショップです。
LEMAIREの家なので、表札もLEMAIREです。
(門扉から玄関までを撮影し忘れたのでいきなり中になってしまい恐縮ですが、入り口のアプローチも素敵でした・・・汗)
うーん、昭和の家(誉め言葉)
鏡に映り込むバイヤー宮本 汗
キッチンには特に商品は置かれていませんでしたが、かなりこだわって作られたそう。
オーブンは実際に使えるもので、アメリカから取り寄せたとか・・・。
2階にあがります。
元々寝室だったことから、センターにベッドが備え付けられています。
是非庭にも出てみて下さいね・・・と仰って頂きましたが、とりあえず2階の窓から見下ろしておきました。
素敵空間です。
驚くことに、いわゆる商品を陳列するためのハンガーラックというものが存在せず、あるのはクローゼットのみ。
まるで収納されているかのように並べられていました。
手すりのような感じでバーが設置され、そこにバッグがかけられていたりはありますし、マネキンの変わりにコートハンガーを使ってスタイリングを設置。
終始一貫して“家”になっていました。
正直なところ商品よりもお店といいますか“家”の方に目が行ってしまう結果となりましたが、それも含めてトータルの世界観ということで、凄く新鮮な体験になりました。
最近オープンした話題の商業施設も拝見しましたが、ビジネスという面では商業施設は素晴らしいと思います・・・が、ひとつのブランドが生み出す世界観というのはやはり独立していてナンボですし、内装だけではなく外観まで全てをひっくるめての提案には凄みすら感じます。
立地的にも便利とはいえず、売れるかどうかと言われると謎な部分はありますが、セレクトショップとは違った魅力を感じさせる素敵なお店だと思います。