Uと+J

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オンライン担当の西出です。

タイトルで何となく内容がわかる・・・、そんな方も多いと思います。
それだけインパクトが強いコラボレーションで、且つ人気も高いという事かと思います。

ユニクロが提案するデザイナーとのコラボレーション企画、“Uniqlo U”と“+J”。

私は妻に「同じTシャツを毎日洗濯させられる(複数枚同じものを持っている)」「ほかにたくさん良い服を持っているのに、ユニクロしか洗濯してない気がする(同じものばかり着ている)」と言われるくらいにはユニラー?ユニクラー?なので、季節毎に発表されるコラボレート企画は楽しみにしていました。

でも、この春くらいから一気にテンションが下がり、魅力を感じなくなってきました。
本当に、嘘のように興味を失いました。

コロナ禍の影響なのか、コレクションの内容に飽きたのか、明確な理由は考えても思い浮かんできません。
本当に何となく、何となく響かなくなった・・・という感じ。

決して悪いものではなく、良い物であることは身をもって体感していますし、実際に着続けています。
でも、新しく欲しいと思わない、思えない感じになっている。

「もういいかな・・・」

こんな感じ。
製品としてとても便利で優れているわけですが、今は

「作り手の温かみとプライドが感じられる、上質なものが着たい」

に変わった(戻った)気がします。

Uや+Jがあまりにも素晴らし過ぎて、それにどっぷりとつかってしまったが故の反動?なのかはわかりませんが、いかに優れていてもそれらを着てテンションが上がることはありません。

高尚な言い方をすれば

「文化を着たい」
「洋服のカルチャーを大事にしたい」
「純粋にファッションを楽しみたい」

そう思います。

積極的に着たいものを選び、それを着る生活に戻ってきたという感じです・・・。

話は変わりますが、長年洋服の研究をし続けているアパレル企業やデザイナーが作る洋服よりも、人気タレントやユーチューバー的な人の企画やコラボレートアイテムが人気だったりします。
価格も手ごろで手を出しやすいですし、トレンド感も絶妙にあるので消費的な洋服として人気があるんでしょう。
もしかするとプロ顔負けのこだわりが詰まっているかもしれません。

携帯が普及して、カメラの性能もグググっと上がり、ネット環境やSNSが整備されることで誰でも手軽に、気軽に表現できる時代になりました。
自らを見せる事、表現することが本業の彼ら、彼女らは、それらの製品を私たちアパレル業界の人間よりも明らかに魅力的に見せることが出来ます。

私たちは洋服を通して何を伝えたいか?というのをもっと突き詰めていかないと、そう遠くない未来に死にます。
もしかするともう死にかけているな・・・、死にかけているのに気づかないふりしているな・・・、でも頑張ってるしな・・・、なんとかなるやろ・・・みたいになっているかもしれません 冷汗



今日の気になる↓

Belvest(ベルベスト)のカシミアフランネルソリッドチェスターフィールドコート
Belvestを見ていると「本質とは何なのか?」ということを考えずにはいられなくなる473,000円。

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