2022年春夏 出張報告②!!

こんにちは。 gujiの高階です。
いきなりレディースの画像だったので、えっ!?と思われた方が多いと思いますが、、

と言うのも、本日は出張報告をしたいと思っていまして、レディースのbigliettaや別セクションのringの仕入れにも同行して来ましたので、それもかるーく触れようかなと思います。

とはいえ、旗艦ブランドであるgujiにフォーカスを当ててご報告します〜

ここからの画像に、ちょいちょい映ってるみやもっちゃん(ringバイヤー)も探し当ててみてください笑

来季はフレンチブームがより強く打ち出されるシーズンになりそうです。
その中でも、フレンチブルーを感じる色の展開はマストになりそうです。

コロナ禍で、メゾンブランドと言われるファションを発信しているブランド達は、元気の出る明るい色の打ち出しが目立っています。

イエローだとレモンイエローのようなビビットな色や、パープル、グリーン、ブルーと世の中の状況と反して色の打ち出しが変化するのもファッションの醍醐味です。

僕達のような、ファッションを提供する者の考えでは”洋服は娯楽”と考えています。
ですので、洋服を通じて幸せな気分に少しでもなってくれればと思いますし、暗い色も含めてその時のトレンドカラーの変化も楽しんで頂きたいなと思っています。

MONCAO(モンサオ)の来季の色にもフレンチブルー?フレンチグレー?のような色の打ち出しがありました。
また、独特なステッチワークはこのブランドならではですので、ミックスされたデザインがとても心に刺さりました〜

いいですよね〜w

大御所である中尾氏がエージェントする、CARUSO(カルーゾ)。

gujiのアイコニックなブランドとして今後も継続して提案を続けていく予定ですが、基本的にはウエストの絞りの少ないbutterfly(バタフライ)という画像のモデルは、今後のイタリアブランドの在り方を大きく変えていくアイテムかもしれません。

数年前までのイタリアブランドのシルエットは激しく細くウエストの絞りもしっかり効いた物が主流でした。
僕達もそのトレンドに乗ったブランド達を数多く展開して来ました。

パルマのCARUSOは、極端に新しいイタリアジャケットのスタイルを展開していますが、程よく余裕のあるジャケットの着こなしが今後の流れです。
例えば、着丈も少し長め、アームホールも少しの余裕があり、パンツも少し緩めです。

とはいえ、ジャケットはエレガントな装いには変わりませんので、その緩さが”ドレープ”のような美しさに見せることが大切です。
その為には、パターンワークの精度や縫製の良さ、ハイクオリティーな素材がとても大切になってきます。

その全ての要素を取り揃えてているのが、CARUSOの素晴らしさです。

こちらの、素材達も他のブランドでは殆ど見ることの出来ない、このシルエットに合った素材です。

勿論、従来のシルエットのブランド達も引き続き定番として数多くご用意していきますが、そのブランド達も、ウエストの絞りを少し緩くしたり、着丈の調整が入ったりと、変化を取り入れてきています。

それに伴い、gujiとしても着こなしに変化をさせて行き、新しいイタリアクラシコブランドの在り方を明確にしていければと思っております。

また、CARUSOは新型の「PEAK(ピーク)」というモデルも出ていました。
こちらは更に余裕のあるシルエットでした。
ラペルはその名の通り、ピークドラペル。

本来、こういったデザインには細いシルエットが主流ですが、その概念を覆させたデザインです。

ですが、イタリアらしい色気はとても感じるモデルで、よく”イタリアの色気”と言いますが、こちらも新しく変わっていくのかもしれませんね〜

こちらは、lafavola(ラファーボラ)のコレクション。

デザイナーである平氏に直接指導!?ご説明を受けましたが、この方はやはり凄いなぁと思うばかりです。
素材、シルエット、ディティールに物凄い拘りも感じますし、まさにクラシックな方です。

氏は、その自分が感じてきたクラシックと、単純に自分が着たい物とを洋服で表現しています。
デザインは、昔のミリタリーなど歴史を感じるアイテムからインスパイアーされ、それに今の気分を取り入れます。

話を聞いているだけでワクワクしてくるのですが、イタリアの匂いも必ず残します。
どの商品もカジュアルですが、何処か品格を感じるアイテムであり、面白さを追求しています。

最後の画像のシャツは、イタリアシャツ好きな方ならよく見るロンドンストライプだと思います。
ですが、素材の密度を高め、敢えて素材を硬くし、それにより着用した際の生地の変化や皺の入り方、寸法数値では分かり得ないシルエットのバランスを楽しめます。

凄いですよね〜

2021年秋冬は、balcone originalでコートも作成頂いていますので、こちらも大大大注目して頂けたらと思います。
このコートは発売日が9月4日の予定ですが、またInstagramなどで告知していきたいと思うので、チェックは欠かさずに、、

こちらは、Borsalino(ボルサリーノ)。

ハットが定番なブランドですが、キャスケットをオーダーしました。
帽子ブームは実は到来しています。

キャップ、ハンチング、ハット、そしてフレンチなキャスケットも来季のスタイルには是非取り入れて頂きたいと思います。

ですが、なかなか良い帽子ブランドがまだまだ見つかっておりませんので、まずはBorsalinoからしっかり展開して行きたいと思います。

2021年春夏、大好評だったTHE INTERNATIONAL IMAGES(ザ インターナショナル イメージズ)。

2021年春夏同様に、ヘルムートニュートンのネガは接結素材のロンTで引き続き使用しつつ、半袖は新たなフォトグラファーの画像を採用して展開して行きます。
次は、誰しもが知っている方がモデルになっているフォト半袖Tシャツになりますのでご期待ください。

相変わらず、イケてました〜w

MANDO(マンド)にもお邪魔してきました。

世界的なトレンドであるプリント物の多いコレクションでしたが、シルク100%のプルオーバーのシャツなど、MANDOならではの素材を存分に使用したコレクションになっており、相変わらず世界観を強く感じました。
いつもながらですが、とても素敵なコレクションをずーっと展開するって本当に凄いことですよね。。

balconeのオリジナルであるbalcone mandoに関しては、2021秋冬、2022春夏も継続して新たな素材で展開しますので、こちらの仕込みもバッチリですのでご期待ください〜

そして、冒頭でお伝えしたringとbigliettaのコレクションもほんの少しだけ・・
詳しくは、各バイヤーのブログをご覧になってください。

ringもbigliettaも展開しているJOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)。
フレンチトレンドの煽りを受けて、ボーダーのコレクションがとても充実していました。
冒頭のバイヤーである米華が着用しているのも5部袖のマリンボーダーも配色もシルエットもとても綺麗で、bigliettaでは気合の別注をしております!!

ringに関しても、ボーダーのインラインのコレクションを例年以上に豊富にご用意出来そうです。
また、定番のクルーネックやポロ、そして今季展開出来なかったカーディガンもご用意する予定です。

僕は商品マネージャーをやっている傍ら、様々なニットのブランドのコレクションを拝見していますが、JOHN SMEDLEYのコレクションは一番楽しさを感じました。

クラシックなベースは崩さず、少しのシルエットの変化、色バリエーションの追加、デザインのアップデート、コンテンポラリーなコラボが行えており、ご購入する方達をしっかり考えたコレクションでした。

次のringとbigliettaのJOHN SMEDLEYの展開は要注目ですね〜

その他にも、bigliettaでの展開のINSCRIRE(アンスクリア)のマスキュリンなコレクションは僕が見ていても心躍るコレクションで、ジェンダレスな今の時代を象徴してるかのコレクションでした。
値段も見直しが入っていて、次は更に爆発的な予感が…
因みに、ユニセックスな商品を個人オーダーしてしまいました、、笑

そして、gujiだけで無く、ringやbigliettaで展開しているBERNARD ZINS(ベルナール ザンス)はメンズだけで無く、レディースのコレクションは更に時代を踏襲した内容になっていながらも、フランスのクラシックな製法で、先程のCARUSOのような温故知新をとても強く感じました。

因みに、2022春夏ではメンズとレディースのオーダー会を3月に予定していますので、期待していてください‼︎

そして、balcone di gujiで次の新規展開が決まったHEUGN(ユーゲン)を最後にご紹介します。

gujiではお馴染みのINVERT(インバート)のデザイナーである小山氏が手掛ける、”日本の奥深く、計り知れない美を追求した”商品群で構成されており、何か上品であり、何かメッセージがあり、何か煌びやかであり、何かシンプルであるのを感じるコレクションです。

特にシャツのコレクションは秀逸で、他社のシャツとは圧倒的に違うコンセプトを感じました。

小山氏曰く、「ドメスティックブランド枠で括られたくない」という言葉通り、生地をイタリア製にしたり、配色はフランスを強く意識したり、ディティールにアメリカのミリタリーを意識したりと、シンプルでありながらも、ものすごい拘りを感じました。

2022春夏のgujiは、今年以上にシャツはかなり推して行く予定です。
balconeカテゴリーでは間違い無く、こちらのブランドがアイコンになりそうです。

gujiにとって、シャツアイテムは切っても切れない、ブラしてはいけないとても大切なアイテムです。

時代と共にシャツのトレンドや需要の変化はしてきています。
今こそ、世の中の様々なシャツを発信出来ると思っていますので、イタリアのシャツ群の新しい提案や、コレクションブランド達の新たな提案も含めて、来季のシャツアイテムはめちゃくちゃ期待して頂ければと思います〜

特にこのHEUGNは新しいシャツのあり方を表してくれるはずです。

どうでしたでしょうか。
長かったですが、3分の1もお伝え出来ていません。。

今回は後半戦でもあるので、balcone展開の商品が多かったのですが、guji展開の商品群も間違い無く変化してきています。
また、balconeの商品群も小山氏の言う”一つに括られたくない”と、様々なブランド達が拘りや変化を出してきていました。

僕としても、gujiの根底はブラさずに新しい進化を感じて頂きながらも、”ベーシックやシンプル”ということに追求したラインナップにしたいと思っています。

まだ仕入れは続きますので、機会があれば報告したいと思います。
来年の春夏もとても楽しみです〜

因みに、みやもっちゃんは何回写ってたでしょうか⁉︎笑笑


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