『table cave gucite(グシテ)』さんのコース
オンライン担当の西出です。
以前から伺いたかったお店、天満橋の『table cave gucite』さん、友人のお誘いを受けて遂に初来訪です。
基本的なスタイルは一日一回転、18時オープンで平均滞在時間が3時間くらい?という長丁場。
営業中はシェフの西尾さんが一人で調理から提供、ワインの紹介まで全て手掛けられています・・・ので、かなりの体力仕事かと。
最近こういったおひとりで全てこなされるお店が増えてきているように思います。
お店のサービスレベルが安定すると思いますし、なにより料理から雰囲気に至るまで、ご本人の世界観でいっぱいにすることが出来ますので、このご時世には好まれるスタイルなのかもしれません。
ちなみに予約必須・・・なんですが、次回の予約が取れるのが既に来年の3月以降だそうで、一日一回転の狭き門、高い人気を誇るお店です。
そしてこちらの特徴として、料理とワインのペアリングがあります。
一皿一皿料理に合うワインを提供してくださいまして、そのすべてが自然派のナチュラルワイン。
OL気質の私も嬉しい生粋のナチュールぶりで、翌日の二日酔いも軽減されるような気がします・・・。
この日も当然ながら予約で満席。
街並みの中にぽつんとたたずむお店ですが、店内はお客様の楽しそうな空気でいっぱいの様子。
モッツァレラと柿のジュレ。
合います。
ここだけの話、超高級モッツァレラだそうですよ・・・。
鯖のブルスケッタ。
トロリとしているチーズはカマンベールをカットしてオーブンにかけたもの。
バジルソースと頂きます。
鱧とズッキーニのオーブン焼き・・・のような。
アッサリしつつ、ドシッと来る力強さがあります。
二週間漬け込んだ塩鱈と焼きポレンタのようなもの。
塩気が意外と控えめで、ポレンタの甘みとマッチしています。
イチジクに近江牛のそぼろ的なものを合わせたもの。
甘みととろみの中に肉の旨味が広がる気がします。
子牛のタン焼き。
じっくりと焼かれていて、中までしっかり火が通っています
最近焼肉屋さんでタンをレアに焼いたものばかり食べていたので、凄く新鮮な味でした。
だべごたえがあります。
牡蠣と菊芋を固めたもの。
クリーミーさと苦みが良い感じに融合している気がします。
近江牛のイチボのタリアータ。
終盤戦ですが、すんなり入ります。
ちなみにお腹の具合に合わせて微妙に量を調整してくれる様です。
ラストがモンサンミッシェル産のムール貝を合わせたタリオリーニ。
シェフはピエモンテで修業をされていたそうなので、「タリヤン」と仰っていました。
ムール貝の潮の香り、味が効いていて、シャープなお味です。
という感じでした。
私たちは遅掛けで入らせて頂いたので全コースではなく、あと1~2品くらい本来はあるそうです 汗。
ちなみに、写真には一切撮っていないんですが、とにかくワインが美味しかったように思います。
料理に合わせて少しづつ頂くスタイルで、何せサーブもシェフおひとりでされているので赤ワイン用、白ワイン用とグラスはひとつづつを使い回す感じなんですが、とにかく様々な味を楽しませてくれます。
お酒とともに料理を楽しむ・・・という事をしっかり感じさせてくれるお店でした。
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今日の気になる↓
LE PAR-DESSUS(ル パーデッシュ)のヘリンボーンバルカラーコートFORD。
素敵なお店には素敵なコートで伺いたいところです。107,800円。
オンラインスタッフによるインスタアカウント↓
@guji_ginlet
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