THE RAKE & B.R.ONLINE “ともに推す”この一品
Maria Santangelo(マリア サンタンジェロ)
オンライン担当の西出です。
Maria Santangelo(マリア サンタンジェロ)、ここ数シーズンとても人気の高いシャツブランドになりました。
取り扱いスタートはもっとさかのぼって4年前。
当時は別注のスーパースリムシルエットでご用意していました。
この時代、シャツもジャケットもスーツもパンツも細ければ細いほど良いとされていまして、私たちもその一翼を担っていたといいますか、弊社代表のクリ坊こと田野もかなりタイトなシルエットの物をチョイスしていました。
彼が選んでいたジャケットやパンツ、当時44サイズの物も多く、今では48を選ぶこともある様子なので、時代の移り変わりを感じます。
コンサバが身上の彼で、二十歳にしてスタイルが固まっていたという超早熟クラシコ男にしてちょっとオーバーサイズを着る時代。
Maria Santangeloでご用意していた別注モデルはブランドが持つスタンダードなスリムフィットに微調整を加え、私たちが指定したサイズスペックで仕上げるという内容だったんですが、これがなかなか思い通りにいかず・・・という事でかなり苦労しました。
特に苦労したのがサイズ感。
確か39をマスターサイズに、上下37~42くらいまで作ったと思いますが、なかなか思い通りに仕上がらないんですよね。
ピッチと仕上がり寸の解釈に違いがあったのか、私たちの指定が悪かったのか・・・、今では闇の中ですが、ワンサイズのサイズ差が胸囲で約2cmというケースがほとんどだったんですね。
私たちは『3cm~4cm』で指定していたんですが、大体いつも2cmで上がって来ていまして・・・。
物作りの難しさをシンプルに感じた別注でした。
ちなみに今では時代の変化とともにタイト過ぎるのはちょっと・・・となり、別注シルエットはお役御免、インラインのスリムフィットを採用しています。
もともとブランドが用意する完成されたシルエットで、私たちのスーパースリムよりも少し緩めの仕上がり。
安定感も抜群。
そして当時は2ポイントのハンド工程だったのが、今ではお値段据え置きで4ポイント。
これらの変化&進化があり、じわじわ高まっていた人気がいよいよ本格化している感じです。
THE RAKEのオンラインサイトで紹介されていたのが上記画像の2モデル。
私たちがドレスカテゴリーでチョイスしている襟型は、クラシックでナポリらしい雰囲気を漂わせるセミワイドカラーFRANCO、カジュアルでは少しノーブルで知的なセミワイドカラーMARCOというラインナップ。
上の画像はドレスシャツなのでFRANCOです。
タイドアップした際の襟の雰囲気、ジャケット着用時の収まりの良さなど、非常に美しい仕上がりになっています。
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今日の気になる↓
PINE(パイン)のguji別注 レザーグラスコード。
定番アイテムの色別注。パキッとしたストリート感を強めることに成功した8,800円。