五十嵐トラウザーズでパターンオーダーを

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オンライン担当の西出です。

久しぶりに京都店に行ったんですが、その目的はgaroh企画の対談撮影でした。

お相手はIGARASHI TROUSERS(五十嵐トラウザーズ)の五十嵐さん。

理路整然とした、ロジックに基づく物作りに溢れる情熱がミックスされたような、独特な感性で物作りを行われています。
職人の目線と経営者の目線が入り混じり、アパレル業界の未来を見据えるパンツ界の若きカリスマ、近く(近くないかもしれませんが)公開予定なので、よろしくお願いします。

そんなせっかくの機会。
京都店では一日限定のオーダー会が開催されていましたので、合間を見て一本オーダーしてきました。

ビスポークもしくはパターンオーダーが選べまして、私は今回はパターンオーダーに。

以前甲府の工房にお伺いした際、「比較的作りやすい体格ですよ」と仰って頂きまして、私自身は足太&Oの特殊体型だと思っていたんですが、パンツ専業ブランドの顧客には既成では話にならないくらい合わない方も多くおられる様子。
そういった方と比べると、まだ全然作りやすいということなんでしょう。

パターンオーダーのオーダーシートはこんな感じ。

ベースにするパターンに対し、どこに補正を入れるかを記載するわけですが、ほとんどありません。
仕上り寸のところにも修正値を入れ、後はディティールを決めていきます。

IGARASHI TROUSERSはまた十字部分の作りの特徴があり、普通のパンツよりも上にクッと上がるようになっているそうで、お尻にフィットさせることで稼働を制限しないようになっています。
その為、私の手持ちのパンツに比べ股下が3cmくらい長くなっています。
1~2cmは長くなることが多いそうなので、裾上げの際は実際に穿いて合わせることをお勧めします。
既にIGARASHI TROUSERSをお持ちの方は同股下でも大丈夫ですが、他のパンツと合わせると少し短くなってしまうので、要注意です。

上から順にトントントン・・・と決めていき、私の場合はおよそ10分くらいで全ての工程が終わりました。

「限界密度」とあります。

組織自体はツイルですが、ギュンギュンに打ち込まれている生地でして、強度は申し分無し、ハリコシがあって、それでいてしなやかさも感じさせます。
皴も入りにくく、復元性も高く、ウール100%の生地としてかなりのクオリティだと思います。

ちなみに日本製の生地だそうで、「次はもうオーダーしないでね、作るの凄く大変だから」と生地メーカーの方から釘を刺されたとか・・・。
縫製の際に、針もスッと通らずに抵抗を感じるくらいだそう。

生地の残量的に私のオーダーで最後となったようで、完売との事でした。
こうしてスイーパーとしての仕事をしつつ、大阪への帰路につきました・・・。



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