斉須政雄さん
オンライン担当の西出です。
以前展示会で商品を拝見させて頂いたcantáte(カンタータ)。
場所は代々木公園近くの直営店cliché(クリシェ)さんだったんですが、店頭に一冊の本が置かれていました。
それが冒頭の画像の左側の本
『調理場という戦場』
フランスで修行され、日本に戻り自身のお店「コート・ドール」をオープン、先日惜しまれつつも弊店されたという話を伺いました。
この本は20年ほど前に書かれたものになりますが、料理人の方もさることながら、普通のビジネスマンや社会人の仕事への向き合い方が指南されているような、ある意味ではビジネス本といいますか啓発本といいますか、自分の内面を見直すきっかけになる様な感じの内容です。
非常にパワフルです。
若くして単身フランスに乗り込み、様々な苦労と経験を得てこられた様が非常に柔らかく、且つ力強く表現されていて、熱い内容になっていますので、最近ちょっと冷め気味だな・・・という中年男性にピッタリの一冊かもしれません・・・。
ということで、続いて同じく斉須シェフの本『十皿の料理』も読了。
料理がメイン、そこに至るまでのサイドストーリーという感じで短編が連なっているような印象で、こちらも興味深い内容です。
で、調べてみると何と大阪に「コート・ドール」出身のシェフが営まれているフレンチが西天満にあるとのこと・・・!!
これは巡礼しないといけない気がしますね・・・。