ミラノに到着しました
オンライン担当の西出です。
出張の数と預け入れ荷物のロストの数がほぼ同じという噂の私ですが、今回は無事荷物も到着し、ホテルにもスムーズに到着、ほっと一息ついているところです。
機内ではネットフリックスでダウンロードしていた映画をいくつかみましたが、終盤の肝となるシーンで心に残るセリフが。
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「私は、科学技術は素晴らしいものだという、1970年代に生まれ育ちました。
今でも私は、科学技術は素晴らしいものだと信じています。
そしてこれまで私は、色々なプログラムを作り、発表してきました。
新しい技術を産み、表に出していくことこそが、
私の技術者としての自己表現であり、
私なりの社会への貢献のあり方だと考えているからです。」
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サバイバル生活でおなじみの東出さんが演ずる金子氏の言葉です。
金子氏は日本が産んだプログラミングの天才といわれる方で、その方が不当に逮捕され、裁判となった事件をモデルに作られた作品です。
私はアパレル職なので技術云々は疎いですが、この台詞を聞いて今のアパレル業界といいますか、自分が働くお店のことを今一度考えるきっかけになりました。
「私は、セレクトショップは素晴らしいものだという、1990年代に青春時代を過ごしました。
今でも私は、セレクトショップは素晴らしいものだと信じています。
私はデザイナーではなく、バイヤーでもありませんが、
新しく生まれたブランドや洋服を、お客様の生活に潤いをもたらせるようお伝えすることが
私のアパレル販売員としての自己表現であり、私なりの社会への貢献のあり方だと考えています。」
セレクトショップの役割は終わったとか、どこも同じものが置いてあってセレクトしているのかさせられているのかわからないとか、似た感じで安いのがたくさんあるとか、色々とあると思いますが、今でも私は、セレクトショップは素晴らしいものだと信じています。
そう、セレクトショップは楽しく、美しく、素晴らしいものなんです。