北新地を歩いている人の層もなんとなく変わりましたね
オンライン担当の西出です。
先日北新地で待ち合わせをした時に15分くらいボケッと立っていたんですが、どうも私が知っている北新地の感じではなく、六本木に近いような、道行く人がかなり若くなっているような感じがしました。
大阪で言うところの“ミナミ”の感じにより勢いを出した雰囲気といいますか、若くして稼いでそう・・・みたいな感じの方が多く、課長島耕作的な世界は最早存在しないのかな・・・と。
私たちのお店でも新しいお客様や若いお客様がクラシコスタイルに興味を持ち始められていることが感じられたり、アフターコロナを境に変化のスピードが加速している模様。
実際にお客様に対応している私たちも、経験にとらわれず変化に柔軟に対応できるようにしないとな・・・と思った次第。
ここ数年パーソナルオーダーといいますか、小規模のオーダーサロンを運営するビジネスが盛り上がっているよう思いまして、その顧客層は上記のような“新人類”なのかもしれません。
実情はわかりませんが、想像するに定期的にオーダー出来るのはこの層しか考えられないので、当たらずとも遠からず・・・と思います。
で、スーツやジャケットはオーダーとして、カジュアルはというとビッグメゾンを購入されているんでしょう。
あくまで想像の域を出ませんが、これから歳を重ねていく高所得者に対するファクトリー系既成品の存在感が低くなるような懸念もありますね・・・。
gujiにも常時オーダー可能な機能って必要ですかね?
どうでしょうね、大手セレクトショップにそのような機能があるので需要はありそうですが、専属のスタッフも必要ですしね・・・。
で、現在のオーバーミドルはというと、どこに行っているのでしょう?
こういう時に人気のご飯屋さんの知り合いが多いといろいろ情報を聞けていいなぁと思いますが、北新地の名店のいくつかは北新地から少し離れたところに移転されたりしていますので、「北新地という街の体験」は既に価値として求められておらず、違った方面での創造に励まれているのかと。
料理のおいしさ = 洋服の品揃えやクオリティ
内装や盛り付けの美しさ = 内装やVMDの美しさ
看板シェフ = 看板スタッフ
少し前までは↑で繁盛店だったと思いますが、今では足りない気がします。
gujiも圧倒的な品揃えを目指し、オンラインショップにはない体験を可能にする店づくりを進めていますが、この時代に逆行する流れをもっと洗練させることがオンリーワンの特徴になりそうな気がします。
この2~3年でデスティネーションストアという言葉も頻出するようになっていることからも、時代が求めているのは「そのお店に行く理由」。
今のgujiに行く理由、これからもgujiに行く理由って、何なんでしょうね・・・。
若くして稼がれている方と、従来の富裕層の方のスタイルは相反するところがあるように思いますが、そこを重ねられるような厚みのある店づくりが鍵になるのかもしれません・・・。
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今日の気になる↓
BRESCIANI(ブレッシアーニ)コットンリブドレスソックス。
足元をおろそかにしないのが紳士の鉄則・・・な3,850円。
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