満を持しての登場!②
991(ナインナインティワン / 愛称:キューキューイチ) ニット5型
gujiでお取扱いをスタートしました新しいメンズブランド991(ナインナインティワン/愛称:キューキューイチ)は、紡績・ニットメーカーの佐藤繊維さんが、長年の糸づくりやニット製作を通して学び、経験し、培った技術やアイデアを結集し、今までにないものづくりを目指して立ち上げた新しいニットブランドです。
2日目の本日は、ウール(羊毛)以外の獣毛製のニットに縛ってご紹介します。
先ずは同ブランドがかな~りの力を注いでおりますキャメル(ラクダ)ヘアー。
キャメルは基本的には家畜として、中国やモンゴルを含む中央アジア砂漠地帯で飼育されており、昼夜の寒暖差が激しく厳しい環境で、身を守るために外側は硬い毛で覆われています。
実はその内側には繊細で柔らかな産毛が生えており、抜け代わりの際に落ちた毛を拾い集めた原毛の中からその部分のみが採取されて糸となります。
ミドルゲージでありながらも見た目にキレイで柔らかく、ボリューム感もあり、軽くて肌触りがいいキャメルは、ドレッシーなジャケットやコートに合わせても違和感が出ないエレガントなミドルゲージニットを製作するための最適な素材だということで、エレガントなニットアイテムを目指す991にとってキャメルはベストチョイスの素材だそうです。
ミドルゲージは身頃の編み目の数が少ないため作るシルエットに制限が生まれやすく、ニットウェアの編み目はミドルゲージよりもハイゲージの方が、編み目が細かいぶん綺麗なシルエットが作りやすいという定説を逆手にとって、991ではハイゲージニットで実現している超立体仕立てをあえてミドルゲージで限界にチャレンジ。
‟美しいパターンのなせる技に注目してほしい”とのことです。
そんなケーブルタートルネックのラグランスリーブの切替線は、セーターの中でも最もこだわった部位であり、腕の可動域を考慮したアームホールのラインは、前ぐりと後ろぐりのカーブに差をつけて、きれいな曲線と動きやすさとを両立させています。
是非とも何処にもない超立体ミドルゲージニットを味わってみてください!
MODEL:YAGA246M
MATERIAL:キャメル100%
COLOR:キャメル
SIZE:2・3
PRICE:51,840yen
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↑こちらでも販売しております。宜しければご覧ください。
初見のPITTIにて目から鱗が落ちまくった超立体ホールガーメントグローブのキャメルバージョンは、ちょっとボリューミーなケーブル編みとハイゲージのコンビネーション。
ちなみに・・・キャメルであっても昨日ご紹介しました特殊な防縮加工によりご家庭で洗えてしまえるという、佐藤繊維さんの技術の賜物でグローブをいつまでも清潔に保てます!
MODEL:YAGA251M
MATERIAL:キャメル100%
COLOR:キャメル
SIZE:FREE
PRICE:16,200yen
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大人カジュアルスタイルに切っても切れない存在となりましたニットキャップ。
直接肌に触れるニットアイテムの中でも最もデリケートな顔の皮膚に触れるアイテムですので、とびきりのモノをご用意したかったところ、キャメルヘアーでラインナップされておりました(嬉)
ホントは何色もご用意したかったところですが、元々の糸がこのお色とホワイトのみでして、出来る限りナチュラルなカラーで表現したかったという991のこだわりだそうです。
MODEL:YAGA249M
MATERIAL:キャメル100%
COLOR:キャメル
SIZE:FREE
PRICE:16,200yen
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気に入り過ぎてさらに巻き物まで・・・
991のコレクションの中で最もボリュームのあるストールでした3ゲージほどのローゲージの大ボリュームのマフラー!
保温性の高いキャメルヘアーは厳しい冬場に機能性も抜群ですし、洗えるうえにここまでエレガントなマフラーは滅多にないかと思います。
MODEL:YAGA250M
MATERIAL:キャメル100%
COLOR:キャメル
SIZE:FREE
PRICE:30,240yen
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もうひとつの獣毛は誰もが知っている?‟繊維の宝石”カシミア!
言わずもがな最高級の天然繊維でモンゴルやチベット産のカシミアヤギの産毛から採毛されたものを指しています。
991は、カシミア本来の柔らかさやふくらみ感を引き出すのであれば、近頃ハイゲージニットやジャケットなどで使用されるツルリとした梳毛糸よりも、フンワリとした紡毛が最適なのでは・・・と考えていた中、その糸でエレガントでドレッシーなハイゲージニットを作りたい、という一見矛盾している‟紡毛とエレガントの両立”を考案。
独自の技術によってスーパーハイゲージのとても細く繊細な糸なのに、紡毛の魅力であるふくらみと柔らかさを持つカシミア糸を完成させました。
編み目が目立たずスウェット地のように見えることをイメージしたプルオーバーニットは、100%のカシミア糸をギュッと目を詰めてハイゲージに編んでいる上、内側はふわりと柔らかく、温かな着心地が特徴です。
厚みはございますがスウェット地のようなコシはなくかな~り柔らか、ガゼット部分も編みを変えて特徴的なディテールに。
程よ~くカジュアルに着こなせるエレガントニットです。
ちなみにこのカシミアも洗えてしまえるんです・・・(驚)
MODEL:YAGA219M
MATERIAL:カシミア100%
COLOR:ライトグレー
SIZE:2・3
PRICE:51,840yen
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↑こちらでも販売しております。宜しければご覧ください。
ちなみに・・・
つい先日、山形県寒河江市にある佐藤繊維さんの工場まで見学に行ってまいりました。
綿(ワタ)を伸ばして目を均一にしていく作業。
伸ばした綿から撚りをかけて糸作り。
なんと糸の染色も自社で・・・(驚)
世界のトップシェアを誇る島精機(SHIMA SEIKI)ニットマシンは60機ほど稼働中・・・(凄)
ちなみにここまでで約6時間の見学とご説明・・・ほとんどが糸作りのことでしたので、見解がグッと深まったかと・・・(汗)
後日Webコンテンツなどで詳しくご紹介できればと思います。
『salotto di guji blog』本日更新致しました!