継承発展
LARDINI(ラルディーニ) ROMA(ローマ)1型
こんにちは。 gujiの高階です。
今季は軽いジャケット(シャツジャケット)を多くご用意しました。
シャツのようなジャケットですので、シャツの作りになるのかと言うと、そこはイタリアならではのサルト仕立てで作成しています。
では、何が違うのか。
サルトな仕立てと言うのは、伝統的なテーラーリング技術のことを挿しています。
立体的でありながら、身体に吸い付くような着心地を重視し、また、そのジャケット本来の形が崩れない構築的なフォルムを作り上げます。
その為には、生地の裁断から肩付けなど様々な見ない箇所の工程を増やすのですが、そうすることでよりジャケットとしての形がしっかり構築され、少しの皺やアタリなどは一切無くなり、一言で言うと、”エレガント(綺麗)なジャケット”が出来上がるわけです。
話を戻しますと、この軽ジャケットと言うのは、
そのサルト工程でも、一番に着用しての軽さと見た目の軽さを重視した作りになります。
ですので、拘った箇所が逆に目的に合っていなかったり、皺も軽さを魅せる為のデザインになるような作りにしています。
レディースの作り込みの目的に近いのかもしれません。
ですので、こういった作りをサルトと言うのも、人によって懐疑的に思う方もいらしゃるかと思います。
とは言え、それが今の需要であり、クラシックを発展継承していくための一つの施策でもあるので、これが今のファッションとも言えます。
弊社としては、本来のクラシックやメーカーがイメージする展開を継続させながらも、もっと色々な方がこういった物に触れられる商品の展開も考えております。
LARDINI(ラルディーニ)が考える、軽ジャケットが今回ご紹介するROMA(ローマ)になります。
既に数型紹介しており、ご好評も頂いていますが、工程が少し減っている分、少しお値段も他に比べると落ち着いているかと思います。
シアサッカー素材。
2種類の経糸を使用し、その縮率の違いからこのような波打った素材になっており、見た目の軽やかさから春夏素材として定番になっています。
その素材に、このROMAを採用することで、本来のLARDINIの良い意味での固さも無くなり、それでもエレガントな見栄えは維持しつつ、季節を感じる軽さも入り、新しいLARDINIに見てきます。
だからこそ、新しいスタイリングも出てくるのかなと思います。
最近、弊社に新卒の19歳のスタッフ達が入社しましたが、そのスタッフ達が見えるこのROMAはどのように見えているのか。
知識で固まってしまった僕達の頭を和らげてもくれますし、そこから新しいスタイリングなどの発想も出てきますし、継承発展と言うのはこういうことを言うのかなと思ったりします・・
MODEL:ROMA/A6202Q500/ESIF64500
MATERIAL:表地:コットン100%
裏地:レーヨン52% キュプラ48%
SIZE:42・44・46・48・50
COLOR:ネイビー
PRICE:143,000yen
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