物語を感じるブランド
Le Minor(ル ミノア) バスクシャツ2型
こんにちは。 gujiの高階です。
先日、2023年春夏のバイイング出張に行ってきました。
一発目はTAGLIATOREからといつも決めてスタートしています。
なんか、テンションが上がってくるので笑
今季も圧巻な安定な内容でした。
かなーり期待出来るコレクションでしたし、セレクトした内容もここから数を決めながらしっかり詰めて行きたいと思っています。
今回の出張は、バイヤーやアシスタントバイヤーとも面談したり、東京店のスタッフ達とも諸々話し合いをしましたが、皆前向きに物事を捉えて進もうとしていることも伝わり、これから変化していく環境にも楽しく取り組んで行けるのではと思いました。
やはり、今年よりも来年と楽しみは増えるばかりですね〜
今季から、縁あって老舗のブランドをスタートすることになりました。
皆さんご存知のLe Minor(ル ミノア)です。
バスクシャツと言えば、SAINT JAMES(セントジェームス)と肩を並べているブランドです。
フレンチマリンを表現し続けた往年のモデル達をgujiのスタイルに取り入れて行くことは、もしかして”らしい”のかもしれませんね。
バスクシャツ=ボーダー=かわいいと称されていることがありますが、実はそんなことありません。。
フランスとスペインにまたがる海辺のバスク地方で16世紀頃から漁師や船乗りたちが着ていた作業着だったといわれています。
厚手のコットン地は、衣類としての耐久性と海風対策を兼ね備えるための必然であり、ボートネックは濡れた際にも脱ぎやすく、短めの袖丈は袖口の水濡れや作業時の器具への引っ掛かりを防げ、横縞のボーダー柄は、海に転落した際に目立ち発見しやすいため取り入れられたともいわれています。
しかも、機能性の高さは実証されているため、バスクシャツは1850年代から現代にいたるまで、フランス海軍のユニフォームとして採用されています。
なので、かわいいとは無縁な、寧ろトラッドで男臭いアイテムなのが正体です。
ですが、こちらは生地を軽くし、ボーダーに変化を加え、配色にフェミニンさを入れることで、その真ん中に位置したデザインに仕上がっています。
Le Minorは御三家と言われるマリンボーダーブランドの中でも、特に配色に気を使っています。
gujiのイタリアをベースにしたスタイルにこう言ったアイテムを入れていくのは、昔から得意とするところです。
まずは一着ですね〜
MODEL:VS/6141DF
MATERIAL:コットン100%
COLOR:ホワイト×ブルー
SIZE:T2(M)・T3(L)・T4(XL)・T5(XXL)
PRICE:19,800yen
guji online shop
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↑こちらでも販売しております。宜しければご覧ください。
こちらこそが、本来の生地感でしょう。
ですが、首元はボートネックではなくクルーネックになっており、肩もラグランではなくセットインになっていたり、漁師やミリタリーではなく、タウンユースを意識した作りです。
こう言った気の利いた変化こそが人気の秘訣かもしれませんね。
昔、、、
ファッショニスタとしても知られていたアメリカ人画家ジェラルド・マーフィ氏がフランスでバスクシャツをカジュアルに着用し、その友人であった画家のパブロ・ピカソ氏や小説家のアーネスト・ヘミングウェイ氏といった巨匠たちが影響を受け、世界中にファッションとして広まって行きました。
こう言ったストーリーって素敵ですよね。
今、SNSの普及もあり、画像で全て分かるぐらい便利な世の中になりました。
反面、全てのことが同じに見られてしまう危険もあり、画像だけでは伝わらないこう言った物語こそが、人は惹かれるところなのではないかと、最近よく思っています。。
だからこそ、そんなストーリーが伝わるような仕入れや発信を今後は意識して取り組んで行きたいと思っています。
夏のスタイルには、まずは本家からも良いと思いますよ〜
MODEL:VS/61161H
MATERIAL:コットン100%
COLOR:エクリュ×ネイビー
SIZE:T2(M)・T3(L)・T4(XL)・T5(XXL)
PRICE:19,800yen
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↑こちらでも販売しております。宜しければご覧ください。
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