新レーベルはgaroh(ガロウ/画廊)！！
garoh pants01
こんにちは。 gujiの高階です。
先日のブログはご覧になって頂けたでしょうか。
本日は、3回目の今季最後のgaroh(ガロウ/画廊)のご紹介です。
有難いことに、先に発表した2型は好評を頂き、お客様と一緒に少しでも業界を盛り上げられたのかもしれません。
まだ、始まったばかりです。
これを機に、5年後、10年後を想像して更に盛り上げていけたらと思っております。
本日は、garoh pants01の発売です。
garohの商品に付いているタグは、ご覧になられましたでしょうか。
こちらは、商品部メンズスタッフ全員で何度か打ち合わせを重ね作成したものです。
最初は、
・シンプルに白ベースに黒文字
・白ベースに白文字で、文字だけ立体的に
・ベースを明るい色にして目立たせる
・文字だけ明るい色
などなどの候補が上がっていました。
そもそも、このgarohの文字も、、、
・gujiやringのgを同じ字体で作り、それ以外は大文字に
・最初のgと最後のhのみ同じ字体でロゴの強弱をつける
・全て大文字
などなど、色々な意見が出ていました。
ブランド名の決定も、僕はあまり入り込まず、投票制だったので僕も投票はしたのですが、見事当選・・汗
一応、僕が他スタッフよりも先輩になるので、忖度されるよりも、皆がリーダーとして主体性を持って欲しかったのもあったので、ブランド名や字体、タグの構成などは遠慮気味でいたのですが・・
全く纏まらず・・
そんなこんで、何度かやりとりをして決めたのですが、こういう経緯も僕達には凄く良い経験で、特にこれからバイヤーを目指すアシスタントバイヤー達にはとても良い経験になったのではないでしょうか。
最終的には、背景がうす〜いグレーに文字もトーンのグレー。
また、字体は、gのみgujiやringと同じ字体にし、それに伴い、他の字体も筆記体にしました。
また、タグの大きさも一から考え、紙質も拘りました。
何よりも、二つと無い特別な商品ですので、それに相応しいことが一番大切です。
こうやって出来上がっていく過程が、全員で一つのことを作り上げていく楽しみや達成感になります。
このタグに関しては、今後はコストとも相談しながら、更に良いものにしていきたいと思っていますので、是非商品以外もお楽しみ頂ければと思います。
garoh pants01の拘りは、その遥か上を行きます。
最初は、白いシーチングのような布で作るトワルで、大体のパンツのシルエットなどを作って頂きました。
そこから、シルエットの修正などが入り、細かなディティールの詰めに入って行きました。
とはいえ、僕達が何か口を出すのが今回の主旨ではありませんので、商品が仕上がっていく過程をしっかり見させて頂いたのが、garoh pants01でした。
そうして出来上がったのが、こちらです。
デザイナー平剛氏の強い気持ちが入った商品が出来上がりました。
この方は、基本どのアイテムもデザイン出来ますし、自分でも作れてしまいます。
自身のブランドであるla favolaが出来る前から、既に有名な方でしたが、こう言った形でご一緒する機会が増えていくのはとても感慨深く感じます。
仕事に熱く、洋服が大好きで、メンズもレディースのセグメントもつけず、まっすぐに商品に向かうお姿は、まさに「真剣に遊んでいる」という言葉がしっくりくる方です。
ややハイバックにした後ろ身をクラシカルなワンピース仕様にすることで、ヒップからウエストにかけての自然な曲線は、とても美しくドレスパンツブランドでもなかなかお目に掛かれません。
また、プリーツは敢えて深くとっており、ここも氏の強い拘りです。
「スラックスアイテムは、センタークリースが強く入っていないといけない」
この言葉も強く仰っていましたが、それがしっかり強調する仕上がりになったのではないでしょうか。
ベルトループの少しの遊びも、真面目すぎることが”新しいクラシック”ではないと言わんばかりの、氏の洋服への向き合い方を感じます。
そしてシルエットは、太すぎず細すぎずの絶妙なパターンで、新しさを感じます。
INCOTEXやROTAなど、素晴らしいパンツと認めているからこその、次の”新しいクラシック”のスラックスシルエットです。
とにかく、美しいパンツだと思います。 その美しさも新しい美しさかもしれません。
素材もモヘア混のカリッとした素材ですので、よりクリースが立つようなっていますし、この素材によってシャープさも加わります。
縦6双、横30単糸(メリノウール50、モヘア50)の少しスラブタッチの生地ですので、フシが出るのが醍醐味です。
モヘアを単糸にすることで、ビンテージ感のあるフシが生まれます。
生後1年のキッドモヘアと呼ばれるもの以上に、硬さとハリがあるため、パキッとした表情とクリースも取れにくくなっています。
店舗スタッフからも、かなり好評だったこのパンツですが、勿論ドレスやカジュアルのセグメントの無いアイテムです。
そして、ずっと履いて頂けるサステナブルを感じるものになっています。
先にご紹介した、garoh jackets01、garoh shirts01、とも擦り合わせていませんが、相性も抜群です。
こういうパンツが今後増えていくのかもしれませんが、先を走ったgaroh pants01を是非試してみてください。
因みに、garohの商品は全てgujiとringで展開しています。
gujiに無くてもringにあることもありますので、是非両方の通販サイトをご覧になってみてください。
MODEL：pants01
MATERIAL：毛100％（ウール79％ モヘア21％）
COLOR：グレー
SIZE：１(S)・2(M)・3(L)・4(XL)
PRICE：49,500yen
guji online shop
ring online shop
ginlet-rakuten-
ring rakuten-
guji Yahoo!店
ring Yahoo!店
↑こちらでも販売しております。宜しければご覧ください。
これで、今季の商品をご紹介出来、3型すべての商品がローンチされました。
ここからは、店頭やインスタライブなどで、お客様と一緒に”新しいクラシック”を考えて行きたいと思っています。
そして、これらの新しい着こなしをスタイリストの四方章敬氏に作成して頂きます。
それは、後日webカタログとして作成していきます。
4月中にそれは出来上がる予定ですので、是非そちらもご覧になって頂き、今のクラシックを大切にしながら、”新しいクラシック”を考えていきましょう!!
また、本日も先日に続き、各スタッフが各ブログアカウントから、garoh pants01の想いを熱く語っております。
是非、ご覧になってみてください。
アシスタントバイヤー前澤が書くsalotto di gujiブログはこちらから
アシスタントバイヤー小林が書くbalcone di gujiブログはこちらから
ringバイヤー宮本が書くringブログはこちらから
ringアシスタントバイヤー則包が書くPTブログはこちらから
