最高のドレスパンツ
IGARASHI TROUSERS(五十嵐トラウザーズ)

皆様、こんにちは。
グジアシスタントバイヤーの前澤です。
本日は、2025FW IGARASHI TROUSERS(五十嵐トラウザーズ)のご紹介です。
スタッフ愛用者も多いIGARASHI TROUSERS。
もちろん私も愛用しており、毎日のように穿いているパンツです。
ドレススタイルにおいて、パンツは最も語られにくいアイテムでありながら、実は全体の印象を決定づける“最重要パーツ”です。
ジャケットの肩周りや袖付けがどれほど素晴らしくても、パンツの美しさが伴わなければシルエットは決して完成しません。
“日本最高峰のトラウザーズ専業”と言われるブランドであり、そのクオリティはメンズの世界基準で見ても群を抜いており、僕たちも自信を持って皆さまにおすすめできる最高のドレスパンツです。
五十嵐氏は、トラウザーズづくりにおける日本の第一人者として知られ、縫製・補正・パターンの知識を深層レベルで兼ね備えた職人です。
穿き心地の良さとラインの美しさが高度に共存しており、立ち姿・歩いた時のドレープ・座った時の快適性、そのすべてが計算された結果となっています。
salotto di gujiではその魅力を最大限に味わっていただけるよう 3つのシルエットをご用意しております。
•テーパード
•サイドアジャスター ストレート
•ベルトループ ストレート






まずはテーパード型。
まず特徴的なのは、腰回りに程よく余白を持たせながら、膝下に向かって自然に絞り込まれる計算されたテーパードラインです。
細身でありながらピタッとしすぎず、身体のラインを拾いすぎないため、上品さとシャープさが同時に手に入ります。
シルエットの収まりがとても良く、鏡の前に立った瞬間に「脚がきれいに見える」と実感していただけるはずです。
テーパードの魅力を最大限に引き出しているのが、五十嵐氏ならではのパターンワーク。
腰帯の角度、尻ぐりの深さ、渡りの微妙な逃がし量がすべて連動し、細身でも突っ張らず、座ったときや階段の上り下りでもストレスを感じません。
股上の設定も秀逸で、浅すぎず深すぎず、どんな体型の方でも腹回りがキレイに収まり、ウエストから裾まで“まっすぐブレない軸”が生まれます。
また、テーパードはジャケットスタイルとの相性が抜群。足元に向かってシャープになることで全体の重心が自然に上がり、ジャケットのシルエットがよりスマートに見えるという効果があります。
細身で美しく、それなのに無理がない。見た目と実用性のバランスが極めて高い、gujiとしても自信を持っておすすめできる現代の理想形テーパードドレスパンツです。
IGARASHI TROUSERSの一本目として、まずはこちらのテーパード型を最初に体験していただきたいと思います。






お次はサイドアジャスター仕様のストレート型。
ベルトレス仕様によって腰回りが驚くほどすっきり見え、ジャケットを羽織ったときはもちろん、脱いだ際の佇まいまで上品に整うのが最大の魅力です。
ミニマルな印象でありながら、決して味気なくならないのは、五十嵐氏による緻密な立体設計があるからこそです。
腰帯はサイドアジャスター専用にわずかな角度を付け、身体に沿うようにフィットする構造で、ヒップ周りは深さとカーブが絶妙で、横姿が自然な丸みを描きます。
さらに渡りには計算された“逃がし”があり、ストレートでありながら動いたときに生地が突っ張らず、長時間の着用でも疲れにくいという実用面も兼備。こうした細部が積み重なることで、ベルトレスパンツとして理想的な「フィット感と品格」を両立しています。
シルエットは名前の通りストレートですが、野暮ったさは皆無でして、縦にスッと落ちるラインはクラシックでありながら現代的で、ジャケット・ニット・シャツなどどんなトップスも上品に受け止めます。
ビジネス・ジャケパン・上品カジュアルまで幅広く対応し、ワードローブの核として機能する懐の深さも魅力でして、シンプルながら職人の技術が詰め込まれ、長く愛用できる一本です。






最後は今シーズンより展開しているベルトループ仕様のストレート型。
こちらのモデルはもっとも“普遍性”が高く、あらゆるスタイルを自然に受け止めてくれる懐の深い一本です。
ベルトを使う前提で設計されているため、ウエストまわりの表情がクラシックかつ端正で、ジャケットにもニットにも合わせやすく、着こなしの軸として非常に使い勝手が良いのが特徴。
ベルトを挿した時のバランスが美しく見えるよう、ループ幅・間隔・位置まで緻密に計算されており、そこに五十嵐氏の職人的な丁寧さが宿っています。
シルエットは“正統派ストレート”。太すぎず細すぎない絶妙なラインで、縦にスッと落ちる重心の安定した見え方が魅力です。
腰回りには適度なゆとりがありながら、ダボつきを感じないのはパターンの妙でして、渡りには自然な逃がしが施され、歩いたり座ったりしてもストレスがなく、長時間穿いても形が崩れにくい設計となっています。
また、膝位置の設定が的確で、裾に向かってストンと落ちる直線が崩れず、全体として清潔感ある“きれいな脚線”に仕上がります。
ベルトループ仕様は、スタイリングの自由度が非常に高い点も魅力で、ビジネス・ジャケパン・休日の上品カジュアルまで幅広く対応します。
シャツをタックインすると腰の印象が引き締まり、ジャケットを羽織れば端正なスタイルに、直線シルエットが程よく大人の落ち着きを演出してくれます。
僕たちが提案していきたい新しいドレススタイルの“軸”となるアイテムの一つです。
IGARASHI TROUSERSはこちらからご覧頂けます。

