British Mood
Seaward&Stearn(シーワード&スターン)

皆様、こんにちは。
グジアシスタントバイヤーの前澤です。
本日は、2026SS Seaward & Stearn(シーワード&スターン)(MADE BY RING JACKET)のご紹介です。
Seaward & Stearnは、ロンドン発のネクタイ専業ブランド。
英国らしいクラシックを土台にしながら、どこか今の空気感を纏っている、そんなバランスの良さが魅力です。
伝統的な柄をそのまま踏襲するのではなく、スケールや配色、柄の出方で“今着けたい一本”に昇華しているのが上手いところ。
派手すぎないのに、無難にもならない。Vゾーンに程よい個性と知性を足してくれる存在で、スーツスタイルが少しマンネリしてきた方にこそ、ぜひ取り入れていただきたいブランドです。



まずはSeaward & Stearnらしい、一見するとシャープな印象のジグザグ柄ですが、実際に見るとどこか柔らかさも感じる、不思議なバランスの一本です。
直線的なモチーフを規則正しく並べながら、色の重なりと織りの表情で奥行きを出しているのがポイント。
シルクはしっかりと打ち込まれていて、光を受けたときに柄がふわっと浮かび上がるような立体感があります。
ネイビーとブラウンという定番色使いなので、柄物でも取り入れやすく、無地スーツのVゾーンにさっと合わせるだけで雰囲気が変わります。
主張はあるけれど、決してうるさくならない。この“さじ加減”が、いかにもSeaward & Stearnらしい一本ですね。



こちらは一見ベーシック、でもよく見るとしっかり凝っているタイプのネクタイ。
ドット柄の奥にハウンドトゥースを忍ばせることで、表情に奥行きと軽やかさが生まれています。
光沢は控えめで、非常に落ち着いた印象。柄物でありながらも、ビジネスシーンで使いやすいのは、このトーンの抑え方ゆえでしょう。
ネイビーやブラウンといった英国らしい配色も相まって、スーツスタイルに自然と馴染みます。
「派手なネクタイはちょっと苦手だけど、無地では物足りない」そんな方にちょうど良い一本。分かる人には分かる、静かな主張が魅力です。



ペイズリーというとクラシックな印象が強いですが、こちらはスケール感がポイント。
ネクタイ幅を超えるほど大胆に配置することで、ぐっとモダンな表情に仕上がっています。
柄自体は大きいものの、グレーとネイビーという落ち着いた配色により、嫌味は一切ありません。
シルクの質感も相まって、存在感はありつつも品の良さはしっかりキープ。
無地スーツに合わせるだけでVゾーンが完成する、そんな分かりやすさも魅力です。
クラシックを理解したうえで遊ぶ、Seaward & Stearnの真骨頂とも言える一本ですね。



規則的に並んだウェーヴ柄は、一見シンプルですが、織りによる陰影が非常に美しいネクタイです。
均一でありながら、どこか不規則にも見える、この曖昧さが大人っぽい印象を作ります。
シルクはしっかりしていながらも、光沢は控えめ。
ネイビーとブラウンという王道配色で、クラシックなスーツにもすんなり馴染みます。
遠目では整然と、近くで見ると表情豊か。
この“距離感”のある柄は、実際に締めたときに真価を発揮します。
派手さよりも雰囲気を大切にしたい方におすすめしたい一本です。


シルク×リネンという素材使いからして、春夏を強く意識した一本。
さらっとしたタッチと軽さがあり、見た目にも清涼感があります。
インディゴ調のネイビーに施されたボタニカル柄は、主張しすぎず、それでいて確かな存在感。
プリントのにじみを抑えた表現が、素材感と非常に良く合っています。
軽快ですが、決してカジュアルすぎない。
このバランス感覚がSeaward & Stearnの上手さですね。
春夏のジャケットスタイルに、さりげなく季節感を足したいときに、自然と手が伸びる一本です。

