“ここにしかない”・”程よく緩く” ・”ジェンダーレス” そして、『良い物』を
2023年春夏出張報告!!
こんにちは。 gujiの高階です。
いきなりですが、、、
とうとうやりました!!
バケモノミヤマクワガタを取ることが出来ました〜
なんと、70㎜オーバーのかなり大きいミヤマクワガタ!!
「ぐじ虫取り部」創設以来、今回が一番の収穫ではないでしょうか。
雨雲レーダーアプリを見ると雨が降る予報で決行するか悩みましたが、最初のポイントでいきなり出会ってしまいました。
他にも、60㎜オーバーのヒラタクワガタやノコギリクワガタにも出会うことが出来、部員全員大満足です笑笑
そんな最高な出会いを求めて、2023年春夏の仕入れも順調に進んでいます。
本日は、説明よりも一気に報告したいと思います〜
最近は、メンズの仕入れだけでなく、レディースbigliettaの仕入れもほぼ同行しています。
レディースらしく今のトレンドを加味した、女性の皆さんに支持されるアップデートを目指して仕入れを遂行しています。
色の入れ方、シルエット、市況に合わせた今のデザイン、全てがレディースは大切で、当たり前ですが自分の買い物にならないように、常に外のアンテナを張らせていくことが重要です。
そして、まだお会いしていない新しいお客様の為の商品が、bigliettaの新しい色になると思いますので、今後の展開も期待して頂けたらと思います。
balconeカテゴリーのrdv o globe(ランデヴー オー グローブ)は、更にアップデートした内容が増えていました。
いつもよりも男臭さは無くなり、クリーンなアイテムが増えていて、”ここにしかない”アイテムが豊富です。
“ここにしかない”というワードは、この物に溢れた時代ではより重要になってきます。
THE INTERNATIONAL IMAGES(ザ インターナショナル イメージズ)はHelmut Newtonのネガの権利を持っており、唯一無二のフォトTを展開しています。
次は、あのCOMME des GARCONSとのコラボでも有名になったフォトも復活しますのでご期待ください。
レディースでも、”ここにしかない”ブランドは増えてきています。
中でも、christian wijnants(クリスチャン・ワイナンツ)の毎シーズンの提案は、男性が女性に着てほしいと思うようなデザインと色柄を発信しています。
今季は”ジェンダーレス”を掲げているブランドが多く、メンズのようなレディースのようなアイテムが確実に多くなっています。
メンズファブリックやトラッドなアイテムのレディース使いは、今や当たり前になってきています。
時代ですね〜
今回は全体的に、マウンテンパーカーの提案が更に増えていました。
MACKINTOSH(マッキントッシュ)のそれは、かなり洗練されたデザインでした。
ここでも、シルエットは”程よく緩く”です。
このシルエットはレディースからの流れですが、もはやメンズでも当たり前になりますので、殆どのブランドがその提案をしていました。
SIERRA DESIGNSをお持ちの方も、タンスから出す準備をしておいても良いと思います。
こちらのBAGUTTAの新しいG型ブルゾンも同様のシルエット。
“程よく緩く”、大人の方が衝動的に買いたくなるアイテムの発信が増えています。
そんな着こなしに、”ここにしかない”鞄を持つことで、いかにもでは無い自然な大人の着こなしが纏まります。
il micio(イル ミーチョ)の鞄は、全体の着こなしのクラスを上げてくれるはずです。
ZANONE(ザノーネ)の”程よく緩く”は、意外性もあるようで、上品さは損なわれない大人のスウェットです。
色の出し方も嫌味も癖も無く、数年前の大人ファッションでは考えられない、今の大人にあったフーディーです。
お子様からもモテるスウェットですね。
ドレスのINCOTEX(インコテックス)でも、こんな生地も出ていました。
とても素敵な生地で、エグゼクティブな方の夏のドレススタイルも新しく変わっていきます。
2023年からのsalottoカテゴリーでは新しいブランドもセレクトしましたのでご期待ください。
gujiやbigliettaの仕入れの合間にringの仕入れにもできる限り同行するのですが、Barbour(バブアー)コレクションは盤石でした。
今や、女性需要の方が多いのではというぐらいレディースでは流行っています。
女性が、このブランドを着こなすと全く違うアイテムに見えます。
まさか、こんな男臭いブランドがこんなにレディース市況で流行るとは・・
そのせいか、着こなしの幅は広がっています。
gujiではメンズのトラッドアイテムを使い、艶っぽく色気のある着こなしでミリタリーを提案していこうと思っています。
その名も、「guji Navy」。
この秋冬からしっかり店内で表現していく予定ですが、gujiが提案するミリタリーブルゾンとして新たにセレクトしたl’impermeabile(リンペルメアビレ)。
Barbourとは違い、イタリアらしさがあるアウターですので、着こなすと艶を感じます。
是非、「guji Navy」ファッションを楽しんでみてください。
皆様はgujiといえば、どのブランドを思い浮かべますか!?
僕は、、Belvest(ベルベスト)とLARDINI(ラルディーニ)です。
この2ブランドはメーカーのテイストと、gujiらしさが一番被るのではないでしょうか。
LARDINIはここ最近はメーカー自体が大きくなっていき、それは少しズレたようにも感じます。
ですので仕入れも減っていましたが、2023年からはLARDINIらしさを今一度皆様に発信したいと思います。
こちらは、復活祭なるイベントも含めて提案しますので、温故知新なLARDINIをお見せできたらと思います。
“ジェンダーレス”な提案をしているASPESI(アスペジ)と、より上品な提案が出てきたSTONE ISLAND(ストーン アイランド)。
両ブランドともにミリタリー提案を得意としていますが、物は全く違うものに今迄は仕上がっていました。
ですが、それぞれの特色は残しながら近寄ったデザインが増えたように思えます。
ここでまた、”ジェンダーレス”というキーワードから性別年代を問わないアイテムが出てきています。
“ジェンダーレス”だけでなく、シーズンレスなアイテムも増えています。
HERNO(ヘルノ)は来季は、脱コンサバを意識して、ファッションカテゴリーが出来ます。
このアイテムがHERNOなのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こういうことを繰り返し提案することで、新しいイメージやclassic(定番)も生まれますので、今迄のアイテムのアップデートをするメーカーの表現です。
そして、ラグジュアリースポーツを得意とする強みを更に厚みを持たせた提案も良く、今迄以上に全体で発信するコレクションになっていて、とてもカッコ良く見えました。
僕に同行する為、メンズレディースの仕入れに行くことが増えたアシスタントバイヤーも少しは拍が付いてきた様な・・
今後は、gujiもringも更にアシスタントバイヤー達の出番を増やして行き、僕以上にちゃんとしたgujiとringのバイヤーに成長して欲しいと思います。
2022年春夏では、balconeのショーツをしっかり提案を出来ませんでした。
新たに登場したのが、CellarDoor(セラードア)の大人気モデルのLEO-Tショーツ。
これも”ジェンダーレス”な提案だったため、レングスと裾幅は指定して、balcone別注で作成予定です。
balconeは来季もメリハリのあるスタイルは継続で、ボトムスは少しシャープにトップスは緩く着るのがお勧めです。
こんなショーツに緩めのシャツを合わせて欲しいですね〜
その足元には、こんなスニーカーの様なエスパドリューも良いかもしれません。
これ、洒落てますよね〜
サンダルに飽きた方には、スリッポンにもなるREPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)の軍物のリメイクシューズも”程よい緩さ”を出してくれますね。
まだ続きます…
Daniel&Bob(ダニエル&ボブ)でも初めて、RODI(ローディー)革を展開してみようかなと。。
上品なALCE(アルチェ)ラインはしっかり継続しながら、新しい見栄えも・・
どこまでもエレガンスの強さが際立つBelvest(ベルベスト)は本当に上品です。
生地のコレクションを見ていると、いいなぁと声が出てしまうほど・・
『guji luxe(リュクス)』のアップデートに抜かりはございません。
こちらは新規ブランドELACIO(エラシオ)。
ずっと”程よく緩い”=「自然な」のポロシャツを探していました。
今や、夏場に半袖シャツを一枚着することも当然の気候になった日本ですが、大人の方が自然に一枚着出来る上品なポロシャツです。
フランスのポロシャツを語るには欠かせない某有名ブランドのOEMも請け負っていて、生地も生産も全てフランス製です。
凄くシンプルですが、フランスのエスプリを感じるはずです。
2022年秋冬同様に、こういった『良い物』のセレクトを更に増やして行きたいと思っています。
如何でしたでしょうか。
なかなか長いblogになりました。。汗
こうやって画像だけ見ると、メンズレディースの垣根がかなり無くなりました。
そこからどうするかが各ブランドのあり方なので、偏り無くgujiを作り上げて行きたいと思います。
文中に出てきた幾つかのキーワードを是非頭の片隅に入れておき、この秋冬の商品から来年の春夏もgujiの商品群で楽しんでください〜
『balcone di guji Instagram』本日更新しました。