しっかり時間を掛ける方法論と、常に新しいことにアンテナを立てて前に進む方法と、時と場合によりますが、どちらにも良いも悪いもあるなと思います。

このbalconeに関しては、時代に即しながら常に進むことがコンテンポラリーだとも思っていますので、立ち上げてからも様々な取り組みや取り決めをしてまいりました。少しずつですが…
そのおかげかどうかは分かりませんが、何よりもお客様のおかげで、balconeを取り巻く状況も良い意味で変わってきた様に感じます。

元々、gujiの中では違和感のある商品群だったかもしれません。
ファクトリーブランドと言われるgujiの商品群は、定番をベースにしているブランドが主となります。
そこにほんのり”モード”なエッセンスを入れるのがgujiの特徴ですが、その”モード”というキーワードは幅広く、そこに着目し、時代性のある商品群を入れて行こうと思いました。

僕は、前社では役職的にもドレスもカジュアルもフラットに見てきた経緯もありますので、見る幅は育てて頂いたと思っております。
また、基幹店で働いていたこともあり様々なブランドと接する機会があり、更にフラットな視野が広がりました。

大きなポイントとしては、カテゴリーを超えた「Mix」です。

それに即して、ブランドの展開を広げ、様々なスタイルの提案や、ビジュアルなどでも表現してきましたが、強みとなったその部分をさらに強くしたいと思ってきました。

このbalconeを立ち上げて約4年ぐらい経ちましたが、更に新しい発信を2020年秋冬から開始したいと考えております。

それは、balconeの originalレーベルの確立です。

と言っても、僕達に商品を作る技術も無ければ企画力も大した能力があるとは言えません。
となると、良い商品が出来ない。「そんな中途半端な商品なら作ら無い方が良い。」ということになります。

gujiは色艶を感じる商品で構成されています。
balconeにとっても、この色艶というキーワードは全く同じですし、それをgujiとは違ったパイプから発信をしています。
ジャンルレスなカジュアルの色艶こそが、大人の方にも新しい提案が出来ると思っております。

この艶をカジュアルで表現するのはとても難しく、ましてや自分達でその商品を作り上げるというのは、今の僕達には不可能です。
ですので、やりたくても中々出来なかった企画だったのですが、鶴の一声と言いますか、あるデザイナーさんの一声でそれが一気に実現に向かいました。

あのMando(マンド)を手掛ける、高巣満導氏です。

Mandoはbalconeの立ち上げ前からずっと展開しており、まさに、カジュアルで色艶を長年表現発信をしているブランドです。

諸々の僕の思いを伝えている際に、「それなら、協力するよ‼︎」と、いつもの勢いのあるノリで仰って頂きました。
この方の勢いやファッションに対する熱い思いは、いつも憧れます。こんな人になりたいと、個人的にも指針にしております。
そんな方からの大変有難い手助けから、この企画は現実的になりました。

また、今季も大変好評のpine(パイン)のデザイナーの松村氏からもお声を頂きました！
pineはウエアーラインに関しては現在休止しておりますが、balconeだけ、特別にずっと展開を続けてさせて頂いています。
それを、今後は更にbalconeと融合した形で展開して行く予定です‼︎

僕達の要望とデザイナーの意向が融合された「Mix企画」がデザイナーの素晴らしいデザインワークで、初回にしてはより充実した内容の商品群で皆様にご案内出来そうです‼︎

内緒にする程でもありませんが、どんな物かは敢えて伏せさにさせて頂きたいと思います笑

今後も、そう言ったデザイナーブランドとbalconeの「Mix」をこのオリジナル企画で少しずつ発信して行ければと思っていますので、ネームもWネームで展開していきたいと思っています。

まだサンプルも上がっておりませんので、まだまだ実現へこれからの段階ですが、2020年秋冬は既存ブランドのアップデート、新規ブランドの展開も含めて、進化したbalconeをお見せ出来ると思いますので、是非ご期待ください〜

「Paul&Shark」@guji京都店　4/8〜4/21開催中‼︎

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明日は商品の紹介です！