〜ぐじ京都店(きょうとみせ) ㉟〜
rdv o globe(ランデヴー オー グローブ)の魅力に迫ります!!
皆様、こんにちは。
ぐじ京都店(きょうとみせ)の前澤です。
本日は今シーズンよりbalconeに新加入した(ランデヴー オー グローブ)にスポットを当ててご紹介!
rdv o globeは元S社のディレクター兼バイヤー、前淵氏が2012年に立ち上げたお店で、弊社代表たちの大先輩であることから繋がりがあり展開させて頂くことになりました。
前淵氏といえば忘れてはならないのがMARCEL LASSANCE(マルセル・ラサンス)との関わり。
1991年に代官山店をオープンし、日本のディレクションを担当していたのが前淵氏なんです。
rdv o globeという名も「グローブで逢いましょう」 とMARCEL LASSANCEの奥さまが名付けてくれたそうです。
MARCEL LASSANCEは以前の〜ぐじ京都店(きょうとみせ) ㉛〜 BERNARD ZINS(ベルナール ザンス)の魅力に迫ります!!で少しご説明しましたが、最近トレンドのキーワードとなっている「フレンチアイビー」を代表する伝説的SHOPですよね。
僕もいつかは行ってみたいと思っていたSHOPなんですが、残念ながら2018年に閉店してしまいました。
rdv o globeはヴィクトリアンスタイルにトラッドとモードを融合させたブランドです。
ヴィクトリアンスタイルってなかなか馴染みのないスタイルだと思います。
ヴィクトリア女王時代(1837~1901年)に英国で流行したスタイルで、現代のジャケット・スーツの前身となった丈が長くウエストを絞った窮屈なフロックコートを着るようなスタイルでした。
フロックコートは当時のメンズファッションの代表的なアイテムでフォーマルから仕事着まで幅広く使用されておりました。
その流れで室内で喫煙時にリラックスして着る「スモーキングジャケット」から現代のタキシードが誕生し、現在のスーツの起源とされています。
そんなrdv o globeがインラインで展開しているオーバーサイズのバルカラーコートに他アイテムで採用されていた、かなり艶のあるカシミア素材をのせてもらい別注させていただいたコートがこちら。
インラインではツイーディな素材などいい意味で土臭く男らしい素材でしたが、艶のあるカシミア素材をのせてもらうことによりrdv o globeにbalconeの要素を取り入れた仕上がりになったと思います。
可動域の広いラグランスリーブ、裾にかけて広がるAラインも非常に美しく、秀逸なパターンが窺えます。
というのも、世界的なトップブランドで活躍していたパタンナーチームにお願いしているそうです。
実際に着てみると、包み込まれるような感覚でドレープの効いた非常にエレガンスですが、ほんのりフレンチワークな雰囲気もありこの絶妙な感覚が心地良いんです。
コートは背中で語るものというように、アンブレラヨークが印象的で奥行きがあり存在感も抜群な作りとなっております。
今シーズンも大判のストールをコートの中に垂らすスタイルはオススメなので、このようなオーバーサイズのコートとは特に相性抜群です。
ちなみにこちらのストールはまだ通販サイト未掲載ですがbalcone original(バルコーネ オリジナル)の渾身の一本ですのでお楽しみ〜
明日は、商品のご紹介です!