『gujiの縁側』
極私的収集物12 ~赤いシャツ編~
暦の上ではまだ3月ですが、そろそろこの春夏シーズンの買い物も終盤戦、支払いを調節しながらビッグなお買い物(個人オーダー)が控えている秋冬シーズンの為に貯蓄を進めていかないととんでもないことになるな・・・とビビっている私オンライン担当の西出。
先日の健康診断ではいつものごとく体重は増加していたんですが、心拍のところでこの数年毎回「洞性徐脈」と診断されています。
いつもはあまり気にしないんですが、どうもここ最近動悸が激しくなっているような・・・、座っているとほとんど感じないですが、横になって寝転ぶと凄くドキッドキッと感じるようになってきました。
元来小心者の私、健康診断では経過観察だったんですが、セカンドオピニオンを聞きに家の近所の循環器内科へと検査に行ってきました。
結果は「経過観察」。
同じです。
そもそも「洞性徐脈」自体なんのことやら?でしたので、その説明も受けました。
徐脈の徐は徐行の徐、つまり心拍回数が少ないとのこと。
全身に血液を循環させるのが心臓の役割でして、鼓動の回数が少ないという事は、一回の「ドキッ」で多くの血液をポンプしないといけなくなります。なので鼓動が強く感じるというわけだそうです。
スポーツマンによくみられる症状らしく、今のところ許容範囲の内に入っているそうなので、経過観察となりました。
心拍が40を下回ってくると危険水域だそうで、急に意識が飛んで目が覚めたら地球に抱きついている・・・なんてことがあると危ないそうです(そらそうですよね 汗)。
階段の上り下りや早歩きなど、日常生活で息切れするケースが多くなってくると、これも要注意だそうですが、そういった自覚症状はありませんのでホッと一安心。
今後も気になることがあればすぐ病院に駆け込むようにします。
それにしても人間歳をとってくると健康の話が多くなってきますね。
ということで「極私的収集物12」、今回購入したものはシャツになります。
今トレンドの流れは確実にニット。
ジャケットのインナーにもニット、スーツのインナーにもニット、カジュアルなスタイルにもニット、休日にももちろんニット・・・という感じでニット旋風が吹き荒れています。
私も勿論ニットは好きですし、動きやすくて上品に見えるので愛用していますが、そうなってくるとパリッとしたものが着たくなるのが人情ですよね。
シャツを着ている人が少なくなっている気もしますし、実際店頭でも昨年からドレスシャツを除き、カジュアルシャツは中々の苦戦を強いられています。
だからこそ・・・というわけではないですが、ちょっとシャツが着たい気分なんですよね。
もともとシャツが大好きですし、数年前は毎日シャツを着るくらいシャツとともに生きてきました。
なので、この春は久しぶりにシャツを意識的に多く着たいと思っています。
ということで購入したのはこちら↓
Bagutta(バグッタ)のグルカラーシャツです。
グルカラーとはBagutta流の表現でして、いわゆるバンドカラーの台襟高いバージョンです。ちょっと台襟が高くなることで、カジュアル感が控えめに、かなりクリーンでエレガントに見えるデザインに惹かれました。
ウエストのシェイプが控えめで、ボックスシルエットに近いのも今の気分。
ちなみに今シーズンは3生地×2色ずつの展開だったんですが、私の啓蒙活動の甲斐あって?いい感じに売れています。
シャツ全体が苦戦している中でこの成績は非常に優秀ですよね。もしかするとそろそろシャツ回帰の流れが生まれてくるかもしれません・・・。
というより、業界ではすでに少しずつ回帰が始まってますので、次の秋冬、もしくは来年の春夏シーズンはシャツに注目してみてください。
私的にはタックインして着たいところです。
続いてもう一着。
こちらはCOVERT(コーベルト)のチェックシャツです。
とろみのあるリヨセルをメインファブリックとした、古着っぽい雰囲気が魅力の一着です。
ミラノの展示会の時に一目ぼれし、どうしても展開してほしいと懇願したシャツでして、まだ入荷していないですが色違いのベージュっぽいタイプも入ってくる予定です。
私的には圧倒的に赤が好みでして、この派手さが今の気分。
五分袖というのも絶妙にダサ恰好良い気がしますし、なんでしょう、イタリアブランドなのにアメリカの香りがするところが良いですね。
こちらもタックインがメインの着方になると思いますが、アウトでも良さげです。
Baguttaのグルカラーもそうですが、ジャケットやスーツのインナーとして来て、差し色として使うのも◎。
今までワントーンカラーやグラデーションカラーのスタイリングが多かったので、凄く新鮮なスタイルに感じられると思います。
Pittiでの19F/Wシーズンでは多くのブランドが赤を差し色として使っていました。
それを見て赤が気になっているわけでは決してないんですが・・・汗、時代と私の嗜好がたまたま合致したという事で、悪い気分ではない今日この頃です。
過去記事です↓