『gujiの縁側』
VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)の講習会に潜入!!
350年を超える長〜い歴史を持つ、イタリアを最大の生地サプライヤーであるVITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)。
良質な生地にも関わらず良心的な価格とあって、このブログをご愛読いただいている方にもファンが多いのではないでしょうか?
弊社ドレスレーベルのsalotto di gujiには欠かせない存在の、いつも非常にお世話になっておりますRING JACKET(リングヂャケット)さんのご厚意によりまして、このブランドのファブリックトレーニングに参加させていただきました!
講師は現地イタリアから、コミュニケーションマネジャーのシモーネ氏が来日し、直々にご説明をしてくださいました。
スーツの着こなしも笑顔が素敵で、非常にかっこいい方でした!
しかも、なんと今回のファブリックトレーニングには、香港の名店であり、ファッショニスタの中で話題沸騰中のアジアンクラシックの火付け役とも言えるThe Armoury(アーモリー)のご一向も参加されておりました!奮
世界を代表するファッショニスタたちとあって、ミーハー心をついつい擽られてしまいました。笑
さて、本題のファブリックトレーニングの内容に参りましょう。
なんと今回は原毛の段階から、糸に仕上げ、生地にしていくという、生地が出来上がるまでの製造工程を分かりやすく解説していただきました。
写真左から、撚る前段階の糸→撚った糸→それに染色を施した糸です。
これを織った原反が上記の様な写真となります。
この段階では滑らかさはなく、ざらっとしたタッチです。
その生地に縮絨をしてアイロニングフィニッシュをかけて、ようやく製品となります。
これは所謂スーパー150’sという超極細糸を用いた素材なのですが、先ほどと同じ生地とは思えないほどの滑らかさでした!驚
比べてみれば、一目瞭然ですよね!?
僕たちの様なファッションに携わる仕事をしていても、なかなかこの様な製造工程や生地に対して掘り下げて学ぶ機会は少なく、とても勉強になる機会でした!
最後は受講の証に修了証を頂きました!
この様な過程で作られたVITALE BARBERIS CANONICOの極上の生地を採用した弊社別注のRING JACKETも店頭及びネットショップに掲載をしておりますので、ええもん着たい!という方は、是非とも試してみてくださいね!!
明日は、MARNIのご紹介です!