こんにちは。　gujiの高階です。

本日は、今季新規スタートブランドのV:Loom(ヴイ ルーム)について書きたいと思います。

これ新規か!?と思いになる方はbalconeをよく知ってらっしゃると思います・・
というのも、以前も展開していたブランドだからです。

でもよーく見ると、微妙に文字が違う気が、、
そうなんです、小文字のrが逆さになり、大文字のLになっています。

以前まで展開していたのは、V:room BLACKというラインで、スポーツを感じる素材が多く、またトラッドと言うよりもモード感が強めのラインでした。
それも、今では展開していません。
改めて、代理店さんから新規のラインを始めたので、是非展示会に見に来て欲しいというお声を頂き拝見させて頂きました。

僕とV:roomの出会いは、20代前半の洋服屋さんに入りたての頃です。
S社で初めて見た時は、とても衝撃的でした。

ニューヨーク在住の日本人デザイナーが、アメリカのトラッドを織り交ぜ、素材や縫製の質に重きを置き、カットソーとニットをメインにしたコレクションは、その当時はとても斬新で、新鮮で面白い商品達でした。
今でも、その時に購入したニットソーを持っていますが、シルクやウール、化繊素材も取り入れた素材は見たことのないものばかりでした。

時代も流れ、それの真似か分かりませんが、似た商品も増え、今では珍しくはないかもしれません。
また、そのテイストはgujiにはなかなかハマらないテイストかもしれません。

大好きなブランドでしたが、そんな理由で展示会を拝見することはありませんでした。
ですが、V:room BLACKを見た際に、ジャージ素材を巧み採用したコレクションに、これならgujiでも展開できると判断して仕入れをしていました。

スポーツアイテムよりもトラッドアイテムをbalconeでも積極的に仕入れるようになり、V:room BLACKが逆にハマらなくなってきていると判断し展開をやめましたが、どこか頭の片隅に存在は気になっていました。
そんな時に、お声を頂き見に行ったのですが、見たこともない”V:Loom”がありました。

洗い加工など、見た目を少し粗野にするのもこのブランドの特徴ですが、そんなテイストは無く、あくまでも大人の為のニットソーを中心したデザインで、まさに今の品格のあるストリートを表現していて、balconeに思いっきりハマった内容でした。


象徴でもある、サーマルデザインのニットソー、素肌でも着用できるTシャツ代わりのニットソーなどが並び、何よりもChampionのREVERSE WEAVEのスウェットをベースにしたクルーネックとフーディーは糸から全て拘った質感や着心地は最高と言って良いと思います。
初めて着た感覚をおぼえました。

このV:Loomは、元々はサステナブルな考えから出来て来ています。
カットソーだとどうしても裁断において無駄になる生地が出る中、ニットソーにすることで生地のロスを減らし、その分より糸の質に拘りを入れ、そして縫製の内容も高めることで永く着用出来、今までに無い、デザイナーの山崎氏が今作りたいものを表現しています。

そして、僕達が掲げている”大人の男の勝負服”というコンセプトにも共感して頂き、オフシーンでの勝負服には絶対の自信があるとのこと。
こんなこと言われたら、黙ってられないですよね〜笑

そんなこんなで、代理店さんの多大な協力もあり展開することになりました。

ただ、びっくりすることに、今季はbalconeだけの店舗展開になっています‼︎
選ばれちゃいました…笑　選ばれたんですかね・・汗
でも、20代の僕からしたら信じられないことです。。
俄然、思い入れは深まるばかりです。

近々弊社通販サイトで、デザイナーの山崎氏と僕とで対談したコンテンツをあげますので、是非是非ご覧になって頂き、このV:Loomの素晴らしさや考え方に共感して頂けたら、絶対に欲しくなると思います‼︎

というわけで、balconeのInstagramと弊社通販サイトで公開します。
今季からスタートする、今だけはbalconeだけのV:Loomをご堪能ください〜‼︎

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