新企画『gujiのレシピ』 1
オンライン担当の西出です。
このブログもいろいろ書いてきましたが、基本どうでも良いようなことばかり書いているような・・・。
ブログ内アクセス人気ランキングトップがiPadというのも切ない気がしますし、新しく続きものの企画を立ち上げてみようかなと思い、突然ですが本日からスタートしようと思います。
タイトルは『gujiのレシピ』と題しまして、いつもgujiブログやsalottoブログで紹介しているスタイリングについて、どういった意図でコーディネートしているかをテキストで伝えるという企画です。
実は今まで、ファッションは感じるもので見た人のフィルターを通して理解してほしい、それで恰好良いか恰好良くないかを決めてほしい、合わせ方の説明をするなんて芸人さんがこのボケはこんな感じでギャップを狙っていて、それが面白いんです・・・みたいな解説になるかなと思って避けていました。
・・・が、私も年を取ったということでしょうか、こういった表現もあながち悪くないかなと思ってきましたし、参考になる方がもしおられるならそれも良しかなと思うようになりましたので、スタートすることにしました。
ちなみに私、西出がguji、salotto、laboratorioのブログ画像のスタイリングをしていまして、泉がbalconeのスタイリングをしています（balconeブログのMIX STYLING、gujiオフィシャルインスタはバイヤー陣が組んでいます）。
オンラインサイトの企画『齋藤道場』ではふがいない姿をお見せしていますが、このブログでイメージアップを図りたいと思います・・・!!
ということでいつものごとく前置きが長くなってしまいましたが、1スタイル目。
メインアイテムは先日追加カラーとしてアップしたTAGLIATOREタリアトーレのカシミアコートです。
メインアイテムは気持ちスモーキーなキャメル、トープに近い感じのTAGLIATORE特有のニュアンスがある発色のコートなので、全体のトーンをベージュ～ブラウンのゾーンでまとめています。
ジャケットは英国調のトレンドを意識したグレンチェックベースにオーバーペーンを施したオーバーチェックでして、イタリアの空気が感じられるまろやかなベージュベースのモデルです。
ボトムはINCOTEXの24モデルサキソニー。秋冬らしさを醸し出しつつ、色のバランスを合わせたセレクトです。
シャツはワイドでも良かったんですが、今ちょっと気分なボタンダウン、タイは全体の色感がぼやけないよう、ちょっと強めなポイントを作りたかったのでボールドストライプでボルドーカラーにしました。
シューズはアウタースタイルが重くならないようベルジャンシューズを、そしてストールのブラウンでやっぱりモテたい色気をオンという感じです。
このスタイルは色の統一感とメリハリを意識しています。
続きまして2スタイル目。
こちらはGABRIELLE PASINIガブリエレ パジーニのダブルブレザーがメインアイテム。
ネイビーではなくトープという珍しい生地にゴールドのメタルボタンということで、タイのストライプで色味を拾っています。
アメリカンアイビースタイルのニュアンスを意識しつつ、イタリアらしい風味にまとめていますのでシャツはソフト芯で色気ある雰囲気のFinamoreを、ボトムはベージュを効かせたプリンスオブウェールズでつなげています。
足元はスエードのシングルモンク。ジャケットのメタルボタンがゴールドなので、ストラップの金具はゴールドのもので統一感を。この細かな合わせが全体のイメージをまとめてくれます。
3スタイル目はANDREA FENZIアンドレア フェンツィのショールカラーニット。
上品なクリーミートーンでまとめていますが、気持ち英国カントリーのニュアンスを加えたスタイルを狙っています。
シャツはクラシカルなブリティッシュテイストのタッターソールですが、品の良さを意識したクレリック仕様、タイは英国ジェントルスタイルを司るDrake’s、ボトムはニッカーパンツにすると土の香りが強すぎますので、ぽさはありつつスマートさを意識したキャロットシルエットに近いクロップドを、足元はサイドゴアで軽快さを意識したミドルカット。
カジュアルスタイルのタイドアップですが、敢えてドレス系のシャツ・タイで合わせているところがポイントで、ユーティリティーさ、いわゆる使いまわしが出来るということの実演と、カントリーな空気と上品なエレガンスが同じ塩梅になるくらいを狙っています。
・・・という感じでこれからちょくちょくご紹介していきたいと思います。
（使用アイテムは、オンラインサイト商品ページ中盤くらいのスタイリング詳細アイテムから確認頂けます。）
オンラインスタッフによるインスタアカウント↓ そろそろフォロワー200が見えてきました。
@guji_ginlet
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