2021S/S GORSCHE THE SEEMSTER(ゴーシュ ザ シームスター)
オンライ担当の西出です。
昨日はNorwegian Rain(ノルウィージャンレイン)について触れましたが、Norwegian Rainを擁するUNIT&GUESTさんのショールームは毎度見慣れないブランドが並んでいます・・・。
前回訪れて気になったのはこのGEN Y(ゲン ワイ)↓
軽くて完全防水、この新型コロナが猛威を振るう今、新しいライフスタイルにかなり適したブランドのような気がします・・・。
で、今回気になったのはこちら↓
ガシッとしたフレンチリネンを用い、パキッとしたシルエットを見せつつ絶妙にリラックス感がある、玄人感がひしひしと伝わってくる雰囲気。
GORSCHE THE SEEMSTER(ゴーシュ ザ シームスター)。
FRANK LEDER(フランク リーダー)出身のデザイナーと聞くと「そうなんや・・・」くらいのものですが、実は非常にレアなというか、おかしな経歴を持たれているデザイナー鈴木詠一氏。
鈴木氏曰く、
ゴーシュは宮沢賢治の小説『セロ弾きのゴーシュ』にあるように、不器用な人間がいろんな経験を通して一人前になっていく。そういった意味が込められているんでます。まさに自分のことだなあと。特にブランドのコンセプトとかは決めていないんですが、強いて言うなら「ゴーシュ=未熟、不器用」ですよね。
とのこと。
詳しくはこの辺りやこの辺りの記事に詳しいですが、簡単に言うと
・もともとは外務省勤務
・スペイン語の語学研修の為メキシコへ(外務省の仕事)
・ボリビアの大使館に勤務(スペイン語を活かした外務省の仕事)
・やることがなくて暇すぎて近所のおばちゃんに服作りを学ぶ
・ニューヨーク州立ファッション工科大学にて学ぶ
・セントラル・セント・マーチンズにて学ぶ
・在学中にフランク リーダーでインターンとして働く
・自身のブランドを立ち上げる
とまぁ、そんな感じ 汗
FRANK LEDERは個人的にも好きなブランドですが、gujiにはちょっと土の香りが強すぎるかな・・・と思っていました。
が、その流れをくみつつ、日本人的な空気感がミックスされたGORSCHEのコレクションは非常にツボでした。
まだブランドをスタートして間もない為生産体制などは整っておらず、現状オーダーを受けた分はデザイナー自身が生地の裁断から縫製まで行っているとのこと。
リラックス感を強く感じさせるんですが、極めて男性的でカチッとしているところがポイントですね。
シルエットの作り方や、細かな縫製の処理などは結構特殊で職人気質。
手間をかけて丁寧に作っていることがストレートに伝わってくる、情熱的な洋服です。
ちなみに2019F/Wシーズンはこんな感じ↓
ブランドが提案するそのままのスタイルはgujiとはちょっと違いますが、それらのエッセンスをスタイリングに取り入れるといい感じになりそうな気がします。
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今日の気になる↓
balcone pine(バルコーネ パイン)のポケT。
丸胴ではないサイドシームレスという意外なクリエーションの一着は14,300円。
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