多彩なネイビー、こだわりのネイビー。
BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #4
オンライン担当の西出です。
ミラノモダン、ここに極まっています。BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #3はこちら
本日はシングルジャケット3選。
そのどれもがBOGLIOLI(ボリオリ)らしさに溢れていると言っても過言ではないかと・・・ということで、さっそくご紹介に行きましょう。
3パッチのカジュアルジャケット。
ですが、裾がラウンドではなくスクエアなカットなので、テーラード感よりもワーク・カバーオール的な印象を漂わせるモデルです。
ですが、きっちりサルトリアルというのがBOGLIOLI流ですね。
最近この手のサルト仕立てのワークジャケットがいろいろと登場していますが、BOGLIOLIは早くから提案していました。
別に早いから良いということはなく、後から出したから真似しているというわけでもありませんが、センスの良いブランドは目をつけるのが早いというのは確かです。
BOGLIOLIはラペルを作っているので、よりテーラードライクに作っていて、ワークに寄せ過ぎないところが特徴でしょうか。
都会的なミラノブランドらしい矜持を感じるディティールですね。
ナチュラルなショルダーラインはこのデザインでも活きています。
ガチッと構築的に作ることは絶対に無いと言えるデザインではありますが、上質さ、エレガンスと力の抜けた雰囲気のバランスの構築は本当にBOGLIOLIは上手でして、ワーク調のジャケットも絶妙にエレガントに作られます。
スリットもキレイですね。
こういったジャケットは普通は筒袖ですが、ボタンを着けて切羽が作られるのもBOGLIOLIならでは。
ディティールを省略、簡略化しないというこだわりのエレガンス。
イージーに作っても良いと思いますが、そうしないというのもまた一つの特徴ということで、BOGLIOLIらしいなと・・・。
カジュアルに着てほしいけど、きっちり上品さとエレガンスは備えてね・・・というメッセージではないでしょうか。
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一応表現としてはネイビーですが、青みが強く、少し緑の要素も含まれているような美しいコーデュロイ。
この発色がコーデュロイであるというところがBOGLIOLIの凄さですね。
昨日のポストにも書きましたが、こういった色出しを得意とする方が生地のディレクションをされているということで特別な見え方になっていると思います。
カントリー、ワーク。
そんな空気がコーデュロイとはいつもセットですが、こちらはもっと洗練されています。
よりほっこりとした見え方になってしまう中畝タイプですが、あまりにも色が美し過ぎて都会的に、芸術的にさえ映るんですよね。
本当に生地の色合いというのは大切だな・・・と感じる一着です。
ちなみにこちらのモデルはDOVERドーヴァーです。
生地に注目が集まり過ぎる感はありますが、BOGLIOLIのフラッグシップモデルなので安心感は絶大。
コーデュロイであっても一点の曇りなく都会的です。
色のことばかり言っていますが、どうですかこの美しさは・・・。
是非実物をご覧頂きたいですね。
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ラストはこちら、同じくDOVERでして、生地はコットンジャージです。
かなりきちっと仕立てられているタイプで、ジャージ特有のたるみといいますか伸縮性、スポーツ要素を全く感じさせない仕上がりです。
コットン100%でがっちりと編み上げられた、ジャージの中では堅牢なタイプのファブリック。
なので、正統派なサルト仕立てでとても端正に仕上がるんです。
なので、誤解を恐れずに言うと思ったより伸びません。
ですが、ジャケットの場合は伸びすぎないということは成型性が高いということなので、型崩れしにくくて良いということになります。
キックバックが強いのでサポートされる心地良さもあり、ジャージジャケットとして最高のクリーンさを誇る一着ではないでしょうか。
コットンの生地はどうしてもウールに比べるとカジュアルさや抜け感が強くなりますが、こちらはかなり上品なタイプです。
表面の艶感がとてもエレガントで、見た目に深みがありますのでビジネス用のジャケットとしても有用であると言えます。
ここまで美しいジャージジャケットは他ではなかなか見つからないのではないでしょうか。
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