ミラノモダン、ここに極まっています。
BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #3

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オンライン担当の西出です。

BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #1はこちら

BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #2はこちら

輸入代理店がアマンさんに戻り数シーズンたち、いろいろな意味でクリエーションが整理され、正しい方向に進んでいる様に感じるBOGLIOLI(ボリオリ)。

決して以前の代理店さんが悪いというわけではなく、創業家の手が離れたり、トータルコレクション化したりといった紆余曲折を経ての結果ということで、BOGLIOLIそのもののタイミング的に全てが良い方向に向かったのがアマンさん取り扱いに戻った時だったということ。

そこから、元々洗練されたミラノブランドらしいコレクションが整理され、分かりやすく整ったところで人気が回復してきている様に思います。

DOVERドーヴァーという過去の名作を現代的にアップデートしたり、EMPTYエンプティという軽快なコレクションを新登場させたり、以前から定評のあったコートコレクションがやっぱり良かったりと着実に物作りが進化していて、素晴らしいラインナップになっています。

ジャケット・スーツ・コート。

重衣料の本質的なアイテムにフォーカスして、gujiではBOGLIOLIらしいアイテムを選んでご用意し続ける所存です。

TAGLIATORE(タリアトーレ)、LARDINI(ラルディーニ)、そしてBOGLIOLI。
イタリア全盛期は同列で比べられていたブランドも、今はそれぞれが違った特徴を見せるブランドになっています。
イタリアらしい色気は共通してありますが、他の部分で各々の個性が発揮されているので、guji内ではきっちり差別化してご用意しています。

是非いろいろとご覧頂ければと思います。

DOVERのダブルブレストは4Bタイプです。

ナチュラルなショルダーラインと軽やかなルックス。

シンプルに上質で、仕立ての良さが伝わる着心地。

特徴的過ぎず普通過ぎず、洗練された印象を漂わせるバランス。

シングルジャケットが基本にはなりますが、こちらのダブルはとても完成度が高く、個人的にも大好きです。

ラペル巾は広すぎず細すぎず。

良い意味でプレーンなバランスで、ミラノブランドらしいところかと。
イタリア一の都市を本拠地としているということもあり、スタイルとして最もベーシックであり、洗練されているイメージですね。

贅沢な作りです。
ウールをベースに配合したライトツィードで、非常にしなやかでゴワつきを感じさせないタッチ。
BOGLIOLIの生地セレクションは毎度素敵だなと思っていますが、こういったこだわりのニュアンス表現が本当に素晴らしいんです。

PRICE:151,800yen
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グレンチェックも同じく4Bのダブルで。

こちらもウールベースのライトツィードで、ソフトでしなやか、軽やかなタッチが印象的ですね。

伝統的で貫録が出やすいグレンチェックですが、カーディガン感覚に近いイメージで着られるようにしているところがこの4BダブルDOVERの特徴。

袖を通して頂くと本当に心地良く、軽いんです。

それは見た目にも言えることで、タイドアップしてビジネスジャケットとして使うことも可能ですが、カジュアル使いの方がよりしっくりくる印象なんですよね・・・。

スタイリングの幅が広いととらえて頂けると幸いなわけですが、軽めのニットをインに合わせ、仕立ての良いパンツと合わせてシックに着て頂くのがとても良いと思います。

伝統のその先へ・・・ではありませんが、トラディショナルな柄をイタリアらしくアレンジ、現代的な解釈のもと仕立てられているという感じでして、あまりコテッとさせずにサラリとジャケットを着たい方におススメの一着です。

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PRICE:170,500yen
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以前からBOGLIOLIのコートは素晴らしいと思っていましたが、やっぱり素晴らしいですね。

イタリアらしいクラシックさとモダンさが絶妙にミックスされていて、どうも毛色が違って感じられるといいますか、特別感があります。

こちらの様なローデンコートをモチーフにしたデザインも、肩はベーシックですし着丈は結構長いんですが、BOGLIOLIらしい都会的なエレガンスを漂わせる仕上がりになっています。

前から見るとプレーンなバルカラーコートですが、バックスタイルが特徴的。

背中に大きく取られたプリーツはローデンコートの定番ディティールなんですが、Aラインシルエットを取り入れつつバランスとしてスッキリ見せたいというこだわりの仕様。

縦に長いコートなので、生地をたっぷり取ると重さが際立ちますし、ガバッと見えすぎてしまうので、そこを上手く調整し、整えている感じです。

なので、横から見てもスマートで、裾の広がりが抑えられています。

たっぷりとした生地でドレープを見せたい場合はまた変わっていきますが、このくらいの生地で仕立てる場合はプリーツでスッキリさせたいと考えているのがBOGLIOLI流ですね。

イタリア人がローデンコート好きという特性も含まれていると思います。

襟や袖、ポケットのウェルトなどは極めてベーシック。

普遍性を備えつつ、珍しい特徴といいますか個性も備わっている素敵なコートだと思います。

ポケットのすぐ奥にスリットが入れられていて、ベンチレーションの役割と、インナーにジャケットを着た際にポケットに直接アプローチできるという機能の両立も見事。

本当にセンスの良いデザインと仕立てですね。

PRICE:198,000yen
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チェスタータイプはラグランスリーブで。

肩がシビアではありませんのでインナーの厚みに関わらず丸みを帯びたショルダーラインに見せることが可能ですね。

このコートは生地のニュアンスカラーが絶妙です。

オリーブは少しブラウンがかっていて非常に都会的で上品ですし、ネイビーは少し青みが込められていて、インディゴのような印象もあります。

BOGLIOLIの生地セレクションはこういったニュアンスを伴ったものが多く、センスの良いキーマンがいるそうです。

それはgujiで取り扱う他のブランドでも活躍されている方で、イタリアらしい色気とロマンを感じさせる生地を作らせると右に出る人はいないというくらい。

この話を聞いたのは最近なんですが(以前携わられていたのは聞いていましたが、今でもやっているというのは初めて聞きました)、名前を聞いてなるほど、言われてみるとあの人らしいな・・・と納得です。

シンプルなアイテムは誤魔化しがききません。

ディティールを盛ることで細かいところに目を向けさせないようにすることが出来ず、直接的に全体が目に触れるわけで、そうなると丁寧に作るしかなく。
だからこそシンプルでベーシックなアイテムは上質な物を選ぶべき、となります。

私たちがセレクトするブランドは全て本質的な物作りが行われていますが、特に洗練されているのがBOGLIOLIですね。

袖やポケットの処理、仕立ても完璧で、言ってしまえば普通なんですが、その普通が何よりも洗練されている証になっています。

整っていることを気付かせない・・・わけではないと思いますが、あまりにもシンプル過ぎて凄さが伝わらない感じかも。

プロの仕事は総じてそういうものだと思いますが、BOGLIOLIのコートからそんな空気が漂っている様に思います。

ということで、上記のバルカラーコート同様、こちらのスポーティなチェスターも非常によく出来た一着であると言えます。

少し生地にウェイトがありますがズシッっと感じることはありませんので、コートらしいコートをお探しの方には丁度良いと思います。

PRICE:209,000yen
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