新素材を採用しました。
Cinquanta(チンクアンタ)2025F/W #1

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オンライン担当の西出です。

gujiでは長く取り扱いを続けているCinquanta(チンクアンタ)。

主にラムレザーのシングル・ダブルライダース、ゴートスエードのシングル・ダブルライダースが絶対的な軸でして、そこにスポットで少し違ったモデルをオーダーするというのが定例でしたが、2025F/Wからちょっと趣向を変えまして、もっともっと特選のレザーを用いたり、少し違ったデザインを選んだりという感じにセレクトを変更しました。

絶対的な定番デザインなので、それをずっと取り扱い続けるというのもセレクトの一つの形ではあります。

お客様にも長く着続けて頂きたいので、あまり変化が大きいとそれはそれで困ると思いますし、セレクトの一貫性もなくなりますし・・・。

しかもレザーはかなり高額なアイテムになるので頻繁に買い替えることがないアイテム。

なので、定番性が高い物をお求めの声が多いのも事実です。

ですが、イタリアのスタイルも変化しているということと、何より私たちがCinquantaに新しい風を求めていたということが重なり、今回のセレクトになったという次第です。

今回特に気に入った素材がこちら、表革のゴートレザーです。

最近のレザーの傾向としては、しなやかなラムレザーで軽さを追求した薄いタイプを用いたウェアが一般的でした。

Cinquantaでもその流れが強く、ライダースでも採用を続けていまして、お客様からもご好評を頂いていました。

ですが、この無骨なレザーを一目見てギャップにやられたといいますか、

「この風合いが今とても新しい」

と思ったんですね。

傷が目立ちにくいタフな革なんですが、もっちりとして柔らかくしなやかで、とても着心地が良いんです。

ラムレザーの着やすさとは違うベクトルになりますが、提案としても新しく、あまり他では見ないレザーというのも良かった点です。

無骨でありながら上品。

上品でありながらタフ。

タフでありながらエレガント。

まぁそんな感じの仕上がりです。

これは素材の持ち味とデザインが上手くバランスを取っているからに他ならないです。

もっとタフに、ワイルドに作ろうと思うと作れますが、それはCinquantaではありませんので、やっぱりイタリアらしい軽やかさや色気が欲しいんですよね。

このシングルライダースは言ってしまえばいつものタイプではありますが、だからこそ革が変わることで空気感が一変します。

Cinquantaのレザーではメタルパーツをシルバーやゴールドといった、少しきらりと光る金属を用いていましたが、こちらは適度に燻された様な、ヴィンテージライクなタイプをチョイスしています。

革とのマッチングを考えてのチョイスですが、これでキラキラしているとかなりわざとらしく感じてしまうと思いますので、このくらいの風合いが良いですね。

レザーを気負わずに、日常のアウターとして着るのに絶妙な仕上がりだと思います。

ジップではなくカフ袖というのもCinquantaの特徴ですね。

ほんの少しですがドレス要素が加味されるので、全体として上品なレザーライダースに仕上がるんです。

こういった仕様はイタリアブランド以外ではあまり見ない気がします。

ドレスとカジュアルの線引きをしっかりとしながらも、ミックスする部分はミックスし、大人の色気を最大限に引き出すプロダクトを得意としているイタリアならではの感覚だと思います。

ダブルジップは最早当たり前。

ダブルジップでないと、何となく落ち着かないというのは私だけではないはずです・・・。

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同じレザーを用いた襟付きのブルゾンタイプもご用意しています。

普段ですとスエードでオーダーすることが多いタイプですが、この革がとても良かったのでこちらでも採用しました。

特段珍しいデザインではありませんが、この革が乗ることでいつになく新しい雰囲気に見えますよね。

シボ感が良く見え、タフで無骨、でも品格が備わっているという仕上がりです。

襟の感じもキレイですね。

上質なゴートレザーならではの風合いで、皴も目立ちにくいのでいつもスッキリ見えるのもポイント高しかと。

やっぱりカフ仕様です。

Cinquantaではカフ仕様を採用しているモデルが多い様に思います。

やっぱり皆さん求めるものが近いんですね。

オーバーミドルになると着ている物に品格が求められるように感じます。

もちろんそうでないこともありますが、老いによって本体が枯れてくると、洋服の補助がとても重要になります。

体型補助、雰囲気補助。

全方位に対応してくれるのがイタリアンレザーというわけです。

こちらももちろんダブルジップ。

同じくアンティーク調にくすませているので、レザーとのマッチングも◎です。

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カーコート。

カーコートとは、その名の通り車に乗る時用のコートでして、車にエアコンが標準装備されていなかった1960年代頃に存在が確立されました。

座っていても腰回りがばたつかないようにショートレングスになっていますが、普通はハーフコートくらいの長さが多いので、こちらは更に短い、最早コートではなくブルゾンという趣です。

つまり、より取り回しが良いタイプのショートレングスカーコートというタイプです。

そんなカーコート、意外と馬革、ホースレザーを用いて仕立てられることが古くからありまして、Cinquantaでも踏襲しました。

新品時の艶やかで張りのあるルックス、エイジングした時の鈍い光沢としなやかさ。

クルマといいますかマシンといいますか、メタリックな乗り物?ととても相性が良いですね。

渋いクルマには渋いアウター、それがイタリアンジゴロというものです・・・。

着用感は軽いです。

あくまでもイタリアブランドなので、着た時にしんどいということはありません。

馴染みが良く、肩肘張らず着られるというのは従来のCinquantaと変わらない特性です。

小ぶりな襟で主張は控えめ。

このそこはかとないムードが良いですね。

カーコートなんですけど、シンプルなカバーオール的な着方が可能です。

横から手が入れられる仕様は正義ですね。

ちょっとした仕様ですが、これがあると無いとではかなり利便性が変わります。

レザージャケットのボタンは結構硬くて留めにくいですが、こちらはまぁするする・・・はいきませんが、留めやすいと思います。

馴染んでくると更に気軽に着られる感じになっていきますので、本日紹介した全てに言えますが、是非長く着て頂ければ幸いです。

PRICE:220,000yen
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