軽いコートが着たい、軽いだけのコートは着たくない。
LARDINI(ラルディーニ)2025F/W #5

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オンライン担当の西出です。

LARDINI(ラルディーニ)2025F/W #1

LARDINI(ラルディーニ)2025F/W #2

LARDINI(ラルディーニ)2025F/W #3

LARDINI(ラルディーニ)2025F/W #4

表題の様に考えられている方は多いのではないでしょうか?

何のために軽いのか?

軽さと共に何を求めるのか?

ただ軽いだけでよければナイロンのコートを着れば良い、でもそれだとエレガンスは漂わない。

暖かさも必要だし、優雅さも必要だし、もちろん見た目の良さは当たり前に必要。

gujiはこの10年くらい、ウール系のコートに強いこだわりを持ってセレクトを行ってきました。

巷でダウンがとても人気で売れている・・・という話を聞いても、「ウチはウールコートが人気でダウンはそこまでなんですよね・・・」という謎の状態が続いていました 汗

お店としてのセレクトの色が出ていると考えると良いことですし、世間の売れ方と乖離していると考えると少し危機感も覚えるわけですが、その辺りは幅広い品ぞろえで頑張っているguji、どうにかこうにかしのいできたわけでして。

で、最も人気が高いかたちはチェスターコートになります。

LARDINIはもちろん、TAGLIATORE(タリアトーレ)の2トップが不動ですね。

少し変わり種の気が利いているデザイン系はHEVO(イーヴォ)が強いです。
プライス感もリアルですね。

MACKINTOSH(マッキントッシュ)も人気でしたが、姉妹店ringに移籍してしまいました・・・。

よりラグジュアリーなところですとBelvest(ベルベスト)ですね。
チェスター、バルカラー、ダブルフェイスポロコートとオーダー着数は多くないものの、全モデルバランス良く人気です。

で、表題の件に戻ると、

“ダブルフェイス生地一枚で仕立てたコート”

が回答になります。

副資材を用いずに、生地の張りコシ・しなやかさでコートを形作るとても優雅な仕様になります。

ダブルフェイスは長年Belvestで取り扱ってきた生地になりますが、ダブルブレストのポロコートタイプでご用意していました。

今回LARDINIでセレクトした生地に比べ少し軽いウェイトのものを使用しており、とにかく優雅、ふわりと風になびく様は本当にエレガントです。

で、この生地は530g/m。

数字だけ見ると最近の中では結構ヘヴィーな部類に入りますが、袖を通すと全く重さを感じません。

とにかく軽く、しなやかさの中にコシ感もあり、ドレープが美しく、防寒性にも優れたベストバランスなファブリックです。

何せタッチが良いですね。

カシミアを20%ミックスすることで風合いが劇的に良くなっていて、シャンとしているのに動きがあるんですよね。

ダブルフェイスのコートは芯地を用いないので、動きの滑らかさ、優雅さが最大のキーポイントだと考えています。

歩いた時に美しいか、まずはここを重要視してセレクトするようにしています。

LARDINIもダブルフェイスバルカラーコート、モデルはPIERREピエールというそうです。

優雅なAラインで、適度なゆとりを持ったシルエットになりまして、まぁデザイン的にみて特徴らしい特徴はありません。

普通といいますかベーシックといいますか、LARDINIだから何か特別な意匠が入っているということはありません。

ですが総じて仕立てが美しく、最高レベルのベーシック・・・、それはむしろベーシックではない気がしますが、まぁそんな感じでしっかりと魂を込めて作り込まれているコートです。

ダブルフェイスのコートは端の処理は一旦二枚縫い合わされている生地をほどいて、薄く梳いて内側に折り畳み、手纏りで仕上げます。

そこに厚みが出たりヨレが出たりすると美しくないわけで、如何に自然に、凹凸なく、さらりと処理するか、そこが職人の腕の見せ所ですね。

このコートはとても丁寧に仕立てられているので、是非細部までご覧頂きたいです。

生地のクオリティの高さはもちろん、仕立ても素晴らしいコートです。

イタリアではダブルフェイスを綺麗に縫えるファクトリーはほとんどなくなってしまったそうなので、職人の少なさでどうしてもコスト高にはなってしまうんですが、だからこそ価値があるコートだと思っています。

生地の色合い、ボタンとのマッチングも絶妙。

赤みが抑えられたベージュとブラウンで、ヘリンボーンですが遠目にはスモーキーなグレージュという感じの見え方になるので、モダンですね。

このネームタグはあってもなくてもという感じではあります・・・汗

不要な方は取り外して頂いて問題ないかと。

裏もきれいですね・・・。

芸術的でさえあるように思います。

PRICE:412,500yen
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先日#4のブログで色違いネイビーが少し遅れて入荷しました・・・とお伝えしましたが、もひとつ遅れてグレージュが入荷しました。

上のコートのインに着ているスーツがそうなんですが、これでようやく3色出揃ったことになりますので、とりあえずまた各色の画像をアップしておきますね。

モデルはROMAローマです。

やっぱりこういったスーツや先ほどのコートを見ると、「イタリアの物作りは素晴らしいな・・・」と思う次第です。

PRICE:273,900yen
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いつもLARDINIのラペルにセットされているブートニエール、数シーズン前から今のステンレス製のクリップに変更されていまして。

過去LARDINIを購入頂いたお客様から

「何となく古いの着てるみたいな気がするし、新しいブートニエールに変えたいな・・・」

的なお声を頂いていまして。

まさかこれが単品で販売される時代になるとは・・・ですが、こういった小物って実際に洋服を着る時のテンションにかなり影響しますよね・・・。

折角の良いスーツやジャケットを、より良い気持ちで着て頂くためのアイテムとして用意しているLARDINI。

現在デフォルトで製品に付属するのはブラックで、ゴールドとシルバーは単品販売のみの特別カラーになります。

ブラック PRICE:9,900yen
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シルバー PRICE:9,900yen
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ゴールド PRICE:15,400yen
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