使い込みたくなり過ぎる。
J&M DAVIDSON(J&M デヴィッドソン)2025F/W #1
オンライン担当の西出です。
gujiでは古くはフェラーリの街モデナのファクトリーブランドLA VACCHETTA GRASSA(ラ バケッタ グラッサ)、フランスのファクトリーAMBOISE(アンボワーズ)、リングベルトで一躍大人気ブランドにのし上がったD’AMICO(ダミーコ)などいろいろと取り扱っていましたが、今はイタリアはil micio(イル ミーチョ)、Andrea Greco(アンドレア グレコ)、FELISI(フェリージ)、フランスはCHAMBORD SELLIER(シャンボール セリエ)、日本はTHE SOLE(ザ ソール)という構成で、このラインナップ構成が長い期間続いていました。
で、昨シーズンから新たに英国ブランドとしてご用意することになったのが、本日ご紹介のJ&M DAVIDSON(J&M デヴィッドソン)。
これで主要な国々はだいたいカバーできたかな・・・という感じ。
空いている国を狙ってブランドを探しているということはありませんが、なぁ何といいますか、これは気持ちの問題でして。
40歳オーバーの方ですと洋服のカルチャーは職人のイギリス、クリエイティブなフランス、色気のイタリアみたいなイメージがあると思いますので、その辺りの空気感が整えばいいかなというくらいです・・・。
フォトグラファーのジョン、デザイナーのモニク、夫婦二人合わせてJ&Mなわけですが、1984年に誕生した、というより作ってみた・・・という感じでしょう、犬の首輪からインスピレーションを得て作られたベルトがブランドスタートのきっかけとなりました。
そこからほどなくしてブランドとしてのコレクションを整えていくわけですが、ベルト類に始まり財布やカードケースなどのSLG、そしてバッグに至るまで、様々なアイテムが作られています。
基本的にはフェミニンなものが多く、レディースアイテムが中心のコレクション構成ですが、ことベルトに関しては男性がつけられるデザインも多く取り揃えられており、業界内外でファンの多いブランドになっています。
で、恐らくJ&M DAVIDSONと聞いてまず想像するベルトがこちらですね、カーフレザーのメッシュベルトです。
昨シーズン取り扱いをスタートした時にオーダーしていなかったのはなぜ?という気がしないではありませんが、こちらがファーストセラーであると思われます。
幅が25mmと30mmがあり、gujiでは25mmでオーダーをしました。
まだまだふと幅のベルトは早いかな・・・と感じています。
ベストレススタイルが長く続き、パンツのワイド化と共にタックインスタイルなど台頭、アクセントとしてナローなベルト用いるスタイルが定着し出している・・・くらいのタイミングなので25mmがベストかなと。
ファッションに対して早い方や、独自の路線を貫く方は既に35mmや40mmの存在感のあるベルトを使われていますが、ごくごく少数という印象なので、gujiとしては今のところ今くらいの幅が最も汎用性が高いと考えています。
使い込みたくなり過ぎる、そんな表現が似合うベルトです。
経年変化が美しく、レザー部分の鈍い光沢とバックル・エンドチップのメタリックな輝きのコンビネーションが素晴らしいんですよね。
ちなみに英国ブランドではありますが、生産はいくつかの国で行われていまして、こちらはスペイン製。
スペインといえば皮革製品がとても有名&優秀ですね。
ちなみに20年近く前まではイギリス製、もっと言うとホワイトハウスコックス製。
当時でおよそ3万円。
今で3.5万円。
どうでしょうか・・・。
私としては、とても、とても素晴らしいと思うんですが、英国ブランドは英国製に限る!!という方からすると魅力はなくなったのかもしれません。
もしもまだ英国製だとしたら、6万くらいですかね・・・汗
PRICE:38,500yen
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型押しのクロコパターンもご用意しています。
J&M DAVIDSONにはリアルクロコ・リアルアリゲーターのベルトはありません。
バッグや財布、カードケースなどにも用いられている型押しクロコ、それらと統一感を持たせる・・・というわけではありませんが、非常に美しい腑柄がスタンプされていて、嫌味の無いエレガンスを漂わせます。
25mm幅というのがポイントで、ナローなベストは型押しの方が安定しますね。
ワニは当然ながら生き物ですので、個人的な感想としては30mm幅以上でないと腑の美しさが活きない様な気がしています。
スラリとしています。
ワニ革の魅力が分かるようになるとオジ確定 汗
特に煽る意図はありませんが、私自身20代の頃は全く理解できなかったアイテムの一つがワニ革製品。
何故あんなにも、露骨にぎらついたものを使うんだろう?と思っていました。
80年代、90年代の大人の象徴としてワニ革のベルトやセカンドバッグなどがもてはやされていたことに端を発しているのかな・・・と思いますが、gujiに入社した20代後半の時に初めてワニ革のベルトを使い始めて以来、数年間ずっとワニワニしていました。
ワニの靴欲しいな、高いけど・・・(今思うと買っておけばよかったです、今はもう無理なくらいの値段に跳ね上がってしまいました)
サイフはオーダーしようかな・・・(ジャンルソーでオーダーしました)
時計の革ベルトもワニにしようかな・・・(ジャンルソーでオーダーしました)
そんな感じです。
今、若い世代の方にもワニ革(正確に言うと型押しですが)が受け入れられているようです。
もちろん、幅はナローな20mmか25mm。
gujiでは特にHUSBANDS(ハズバンズ)のこれが人気です↓
20mmです。
デザインの方向性はちがいますが、どちらもやや控えめで前面にワニ感を押し出してこないところが特徴ですかね。
スムースなカーフとちがい立体的な見え方になり、表面の艶感も美しいバランス。
牛と違う特徴があり、全くぎらつかない丁度良いワニ という感じです。
PRICE:42,900yen
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ということで今シーズンはこのくらいの感じなんですが、このブランドのベルトは定番デザインがほとんどなので、基本的には追加オーダーを繰り返していくことになります。
是非オンラインサイトをご覧頂き、お好きなデザインをお探しいただければと思います。
J&M DAVIDSON(J&M デヴィッドソン)
(自社サイトのみの展開になります)