BERWICH(ベルウィッチ)2025F/W #3

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オンライン担当の西出です。

GBERWICH(ベルウィッチ)2025F/W #1

GBERWICH(ベルウィッチ)2025F/W #2

昨シーズン登場のモデル“H DUEアッカ デュエ”。

それなりの数量をご用意していたわけではありますが、追加オーダーするくらい好評だったパンツです。

ファッションディレクターである干場氏が監修したモデルなんですが、他にもいくつかのブランドで氏の別注といいますか、アイディアが盛り込まれたアイテムが登場しています。

これはひとえに、干場氏が考えるシルエットやディテールが絶妙にちょうど良いからなんです。

干場氏は決して全く新しい、斬新なデザインを好みません(私の感想ではありますが・・・)。

クラシックと紐づいていて、普遍性があり、誰が着ても似合うようなベーシックさがあり、生地であったりディテールであったりが痒いところに手が届いて意外と市場にない・・・という感じでしょうか。

似たものはあるんですけどね、でも干場別注的なものってないんです。

そこが多くのブランドから指名され、物作りのオファーが舞い込み続ける理由かと。

なので、必ず(たぶん)ベースとなるモデルはすでにブランド内にあり、それを干場流にアレンジをしているという感じ。

音楽の世界でいうところの“編曲”に近いのかなと。

デザインや素材に最大限敬意を払いつつ、最も魅力が高まるように微調整するのが干場氏の別注だと思います。

特にファクトリーブランドではこの匙加減が需要なので、これができる干場氏へのニーズが増え続けているのかなと・・・。

H DUEのポイントはステッチクリースが後ろにも入れられているところ。

今まで前はあっても後ろはない、そんなパンツが多かったんですが、ウールパンツのクリース同様後ろにも・・・という発想ですね。

ですが、前は比較的簡単に入れられますが、後ろはポケットがあるのでより手間がかかります。
そこを上手く縫い上げて仕上げるのがイタリアのファクトリーブランドの底力。

BERWICHのテクニックで、縫いづらいジャージ生地を見事に美しく仕立てています。

前後のクリースがピシッと立つので、長時間穿いていてもシルエットが崩れにくいんです。

特に横から見た時は顕著ですね。

わかりやすくシャキッとしたラインが続きます。

ステッチが綺麗ですね。

玉縁を挟んで淀みなく続いています。

センス、テクニック、手間を惜しまない姿勢全てが必要なディテールです。

ゴムは脇から後ろにかけて入れられています。

前部分はゴムを入れず、ドローコードで絞るのみ。

パンツの顔となる部分に皺が入りづらいようにという配慮ですね。

イージーな穿き心地はきっちりと実現されているので、とても理にかなったデザインです。

裾はデフォルトでダブルです。

レングス自体設定はそんなに長くありませんので、ご自身の体格や好みのスタイルを鑑みながら裾の処理を楽しんでいただければと思います。

基本的にはダブルが推奨、もっとカジュアルに穿くならタタキ仕上げでも良いですね。

PRICE:38,500yen
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BERWICHのインターナショナルコレクションにある、スリムテーパードモデルMORELLOを日本用にローカライズしたモデルがJMORELLOジェイモレッロです。

日本人体型に合わせて少し修正したモデルですね。
まぁまぁ細身ではありますが無理のない感じで穿いていただける、最もスタンダードなイタリアンシルエットのモデルです。

スリムテーパードモデル、以前は取り扱っている全てのブランドでオーダーをしていた鉄板アイテムだったんですが、タイトなスタイルのトレンドからリラックスフィットに変わったタイミングくらいでかなり精査しました。

今ではこのJMORELLOか、もう少しチノっぽい感じのINCOTEX SLACKS(インコテックススラックス)の100番くらいになりました。

ラインナップを整理したといいますか、上記のアイテムが他を淘汰したといいますか・・・。

gujiではこのテイストはこれらに任せた!!という感じです。

言うことなしの綺麗なシルエット。

この細さが今逆に新鮮ですね。

“逆に”というくらいですからメインストリームではありませんが、イタリアンスタイルの確かなベーシックとして考えています。

ちなみに世界的にはこちらのようなスリムテーパードが一番人気があるそうです。

立体的でコンパクト、股上もやや浅めです。

このタイプのパンツでは王道のバランスですね。

一番足が綺麗に見えて、長く見えて、ジャケットとの相性も良いバランスです。

ガーメントダイです。

製品を縫い上げてから染めを行う手法で、縫製部分にアタリが出たりフェード感のある色味に仕上がるイタリア得意のテクニック。

いわゆる「小慣れた」という感じに見せやすい加工でして、この雰囲気がとにかくイタリア人は大好きなんですよね。

パンツにとどまらずジャケットやニットでも製品染めを頻繁に行うくらい定着している表現です。

それぞれの色で糸を紡績するよりも小ロットで色表現ができるので、微妙なニュアンスをコントロールしながら僅かな色違いでご用意することが可能。

ペールトーンのバリエーション、こんなにいる?という気がしないではないですが、コットンのガーメントダイならではの雰囲気の良さを感じていただけるセレクトだと思いますので、精細なカラーコーディネートを楽しんでいただければ幸いです。

PRICE:34,100yen
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