Stefan Brandt（シュテファンブラント）2025F/W #1

商品のこと2025年8月7日

Stefan Brandt（シュテファンブラント）2025F/W #1

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オンライン担当の西出です。

初めて取り扱いをスタートした際にはこんな感じでもご紹介しましたが↓

まだまだ馴染みのないブランドではあると思いますが、本日はStefan Brandt（シュテファンブラント）を。

Stefan Brandtのオフィシャルサイトのトップページに記載されているテキストです。

「天衣無縫」は、詩歌などが技巧を凝らした跡がなく、自然で美しい様子、または人柄が飾り気なく純真な様子を意味する四字熟語です。

日本語で表現するとちょっと誇大に感じるかもしれませんが汗
ちなみに英語ですと

Unparalleled　とは　比類のない、空前の、前代未聞の、他者にはできない　といった意味。

何をもって「真似できない」のかは製品のクオリティを紐解くことと、このブランドの成り立ちを知ることでわかって頂けると思います。

・・・ということで。

一般的にはカットソーブランドというのは

➀既存の生地を生地メーカーから購入し、好きなデザインで工場に作ってもらう場合（いわゆるデザイナーズブランド）
➁生地メーカーが生地をオリジナルで編み立てて、それを起こしたデザインで作る場合（いわゆるファクトリーブランド）
➂ブランド（デザイナー）が独自に生地を開発し、提携する工場で作ってもらう場合（➀と➁のミックス）

という感じになりますが、Stefan Brandtは

➃原料となる綿花から自分たちで育てる

という驚きの選択肢を選んだだけでなく、

➄最高品質の綿花を育て、それを収穫して紡績し、編み立てて生地にしてオリジナルデザインで縫製して仕上げる

という一気通貫システムを構築。

つまり、自社農園を作り、同じ場所で自社工場を建てて、人を雇い、一貫して自社で全てをコントロールしているというビックリするブランドです。

正直何を考えたらそんな発想になるのかもわかりませんし、どれだけのお金が必要なのかも想像できませんが、Stefan Brandtは実現しています。

会社のファイナンスが気になるところではありますが・・・謎

オフィシャルサイトをご覧頂くと、つらつらとこだわりが説明されていますのでお時間おありの方はどうぞ・・・

イノベーション

コットン栽培

品質の優位性

もちろん、読んで頂かなくとも製品を触ると特異性を感じて頂けると思います。

先日ご紹介したボンなフィルでお馴染みのBonfil（ボンフィル）とは全く違ったベクトルのクオリティでの至高。

なんや至高が多いな・・・
そんなに何個も至高ってあるの・・・？

と思われるかもしれませんが、あるんです・・・と胸を張って言えるのがこのブランドたちです。

この二枚舌野郎が・・・と思われるかもしれませんが、本当に全く別の方向性なので、ご理解頂ければと思います・・・。

ということで、いくつかのクオリティでベーシックなカットソーをご用意していますが、本日はこちら、

Urpima Sea Island® SEA ISLAND I100　／　160 g/m2

を使用したモデルで3つのネックバリエーションになります。

インターロック、二重編み。

表面も裏面もスムースなタッチになる、非常に贅沢な生地を用いているモデルになりますが、そもそものUrpima Sea Island®　とは？？となりますよね。

少し前にリンクを貼った「コットンの栽培」というページに詳しく書かれていますが、詰まるところシーアイランドコットンですよと銘打っていても、クオリティが満たないものがとても多く、むしろほとんどクオリティ不足であるという事実があり、その対応策として自分たちで綿花を栽培しよう　となったのがStefan Brandt。

で、紡績の技術でもAlbini社やSpoerry社を参考にしつつ、最高品質の糸を生産しています。

編み地のバリエーションはこちらをご覧いただくとして、細やかな区分け、ウェイトコントロールなど、どこまでもこだわって作られていることが感じられると思います。

その中からgujiとしておすすめしたい生地とデザインを選定してご用意しています。