ALTACRUNA(アルタクルーナ)2025F/W #1
オンライン担当の西出です。
ALTACRUNA(アルタクルーナ)の秋冬シーズンといえば・・・、
ええ、そうです、
ムートン
なんですが、それは明日にご紹介するとして、まだまだ夏真っ盛りなので、まずは通年着られるベーシックなラムレザーのブルゾンを先にご紹介しようかと。
まぁ一日紹介を遅らせたところでムートンの暖かさ(暑苦しさ)は変わらないですが、気持ちだけでも・・・ということで。
初めての取り扱いですね、スタンドカラーブルゾン“84756”。
ドライバーズジャケット的な、上品な大人のためのブルゾンという趣です。
ALTACRUNAの特徴の一つとして
ハギが少ない
ということが挙げられます。
洋服業界におけるハギとは「布と布をつぎあわせること」という意味になりまして、特にレザーウェアはこのハギのあるなしで価値が全くかわります。
革は天然のものなので、大きさや状態に個体差があります。
牛なら牛の大きさがマックスですし、羊なら羊の大きさがマックス。
加えて傷のあるなしなども影響してきますので、要するに
「綺麗な状態の大きな革」
というものに非常に高い価値があります。
小さいバーツを繋ぎ合わせることで一枚の大きな革にすることは可能ですが、それですと高級とは言えないわけです。
で、ALTACRUNAはこのハギが極めて少なく、且つデザインとして自然に見えるように設計しているんです。
前身頃、ハギがほとんどわかりまりませんよね。
このモデルですと脇の部分に入れられていますが、ポケットと同じラインにすることでほとんど目立たないようになっています。
バックスタイルもそう。
ヨークと背中全面、そして先程の脇のパーツで構成されています。
つまり、布帛のブルゾンのようなパターンで作られているんですね。
なかなかに驚きのテクニック。
アームも外はハギが出ないように、内側に入れられています。
当然肘部分にもハギはありませんので、見た目にもスムース。
・・・とまぁこんな感じですね。
なんだかんだで質を謳うレザーブランドではパターンの違いはあれどもこの感じでハギを少なくする方法がとられていますが、ALTACRUNAの自然な感じ且つ、ハギを活かした立体縫製は他の追随を許さないクオリティだと思います。
スタンドカラーもバランスの良い高さです。
ALTACRUNAはレザーウェアでも縫製部分の厚みが出ないようコバ塗りで処理することがありますが、こちらはベーシック。
内側に折り返して縫っています。
開いてみてもすごく自然ですね。
コバ塗りよりも厚みが出るので、その分コシが強くなり整形性、襟の立ちがキリッと決まるのかなと。
ショルダーライン、ポケットのウェルト部分も抜かりなく美しい縫製。
めちゃくちゃ綺麗で惚れ惚れしますね・・・。
ダブルジップ、上の持ち手はオリジナルで、素材はホーン。
こういった部分へのこだわりはイタリアブランドならではといいますか、“らしい”ですね。
ディティールの積み重ねが高級感とオリジナリティを生むという思想です。
そういえば、襟の後ろ部分にメタルプレートが付くようになりました。
こういうものイタリア人は好きですね。
さりげない輝き?なのかわかりませんが、一手間加えることでラグジュアリー感をプラスです。
内ポケットもありますのでご安心を。
PRICE:462,000yen
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