TAGLIATORE(タリアトーレ) 2025F/W #4
オンライン担当の西出です。
秋冬シーズンがスタートして、もう3回もTAGLIATORE(タリアトーレ)ブログを書いているなんて・・・!!ですが、今日で早くも4回目です 汗
決して小出しにしているわけではありませんが、遅れてきた追加カラーがあったり、ぽろっと新規が入ってきたりと日々忙しないわけでして・・・。
#2のブログでご紹介したこちら、Loro Piama社の素晴らしいファブリックを用いたモデルでして、仕立ては適度な軽さと程良い構築感があるTAGLIATOREを代表するMONTECARLOモンテカルロ。
もともと入荷していたグレージュに加えグレーとネイビーが入荷することでオーダーしている3色が揃いました。
春夏シーズンはより軽い仕立てを求めてDAKARやLIGHTをオーダーすることが多いですが、秋冬シーズンはMONTECARLOの比重が大きくなります。
(とはいえDAKARやLIGHTもオーダーしています 汗)
MONTECARLOは薄い接着芯を用いていますが、それでも仕立ての軽さが特徴。
ナチュラルなショルダーラインとイタリアらしい色気のあるシルエットが持ち味のモデルでして、オンオフ使える汎用性があります。
春夏シーズンはジャケットの上に何か羽織るというシーンはあまりありませんが、秋冬シーズン、11月くらいからは何かしら上に羽織と思いますので、ジャケットは少しシャキッとした仕上がりの方が全体のバランスが良くなります。
アウター負けしないといいますか・・・。
ということで、とてもおススメの一着になります。
ボクシーでリラックスフィットなシルエットがドメスティックブランドを中心に人気が高まっていますが、イタリアのスタイルはあくまでもグラマラスに、体のラインを活かしつつ、シャープでスマートに見えるように設計されています。
ウエスト位置はやや高め、シェイプもきっちり入れられていてシャープです。
この色気のあるシルエットの品格を漂わせるLoro Piamaの生地というのが最高ですね。
PRICE:159,500yen
guji online shop
ginlet-rakuten-
guji Yahoo!店
スーツは長らくVESVIOヴェスビオを採用しています。
VESVIOはTAGLIATOREのスーツでは絶対的な定番ですね。
単品ジャケットに比べ少し構築的なショルダーラインに仕上げられていますが、芯地は軽い接着芯。
数年前まで半毛芯だったんですが、接着芯になりました。
これは仕立ての簡略化が目的ということではなく、あくまでも軽さを追求した結果だそうです。
一年を通して軽さを追求しているTAGLIATOREなので、こういったマイナーチェンジは大胆に行われますし、そこに迷いはありません。
従来の毛芯仕立てにプライドを持っているファクトリーやサルトですと
「接着芯にするなんて、落ちたな・・・」
と思っていると思いますが、自分たちの都合ではなく、あくまでも市場のニーズ、お客様の立場に立った時に自社プロダクトの在り方として方向性を決定していますので、その結果が今の人気につながっています。
(どちらが良い、優れている、という話ではなく、事実としてそうなっているというだけの話ですが・・・)
とはいえ市場のニーズに応えつつ、それを越えるものを出さないと厚い支持は得られませんので、生地のチョイスやモデリングの上手さなども突出して素晴らしいブランドといえます。
ウールカシミアのサキソニー、混率はウール96% カシミア4%、ウエイトは275g/m。
秋冬シーズンでは気持ち軽めのファブリックになります。
こちらの特徴はツヤッとしていること。
どうしても起毛されている生地はウォーム感が出ますし、その分艶感は無くなります。
ですが、こちらは凄く色気がある見え方なんですね。
決して派手ではなく、かといって落ち着くことなくイタリアらしいムードを感じさせる仕上がり。
さすがTAGLIATOREです。
パンツのモデルはこちらも定番TAG11。
スリムテーパードフィットで1プリーツディティールの、同ブランドで最も定番の組下モデルです。
gujiではセットアップ用のパンツもTAG11でオーダーすることが多いので、スーツとしてのみならず単品パンツとしても使って頂ける汎用性があるモデルになりまして、シャープで美しいシルエットがお好みの方には最も響くスタンダードなパンツだと思います。
PRICE:190,300yen
guji online shop
ginlet-rakuten-
guji Yahoo!店