BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #2

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オンライン担当の西出です。

BOGLIOLI(ボリオリ)2025F/W #1はこちら

EMPTYエンプティ。

BOGLIOLI(ボリオリ)が新たに提案しているイージージャケット&スーツのコレクションでして、gujiではこのモデルが登場したことで取り扱いを再開することに決めました。

昨今の流れとして、リラックス系のイージージャケットでもいかにジャケットらしい品格が備わっているか?が選ばれるポイントになっています。

なかなか難しい塩梅だと思うんですが、「軽い仕立てでストレッチの効いた生地を用いたジャケットで良いよね」とはならず、あくまでもコンフォート性能をメインに考案しつつ、見た目がジャケット過ぎず、決して砕けて見えないバランス。

そこにはコスト面も理由に挙げられます。

最近の円安と資材や工賃の高騰。
これらの影響で、この3年で30%〜40%程度価格が上がっています。

まぁ、1ユーロ120円くらいだったのが165円前後になっていますので、いくら努力してもカバーできないわけです。

もちろん、たゆまぬ努力はなされているわけで、それを簡単に無にしてしまくらい強烈な円安というわけですね。
皆さん身にしみて感じられていると思います。

EMPTYはニットやストレッチ系の生地がメインファブリックになります。
こちらはキックバックが強く、型崩れが起きにくいニットジャージ。

ですが、サルト仕立てをベースにしているので見た目は一般的なジャケット同様ですね。
ラペルがしっかりと構築され、袖付け、アームの流れも自然で立体的。

バックスタイルも美しく、あくまでもジャケット・・・といいますか完全にジャケットですね。

サイドベンツも抜かりなく。完成度の高さを感じさせる仕上がりです。

ナチュラルなショルダーラインですが、ニットジャケットの様な平面感はなく、どこまでも立体的。

上襟から肩への流れが本当に美しいんです。

見返し部分を見ると、内ポケットが切られていません。

使う人と使わない人がおられるので、ここは割り切って省略。
もちろんあるに越したことはありませんが、背に腹は変えられないと。

内ポケットが絶対に必要・・・という方はDOVERがおすすめですね。
あちらも十二分に軽いですし、コンフォート性能は劣らずあります。

筒袖です。

切羽が切られていないので、ボタンをつける必要がありません。
詰めや出しの加工が不要な方はそのまま着られますし、必要な場合でも切羽を作るより格段に費用がかかりません。

見た目は切羽付きのものに比べカジュアルになりますが、そもそもがカジュアル見え方向に舵を切ったモデルなので問題無し。

あくまでもジャケットとして着られながら、少し抜け感がありイージー。
でもきちっと見えるバランス。

BOGLIOLIの中でDOVERとEMPTYがあり、好みやシーンに合わせて選ぶことができるというのがとても、とても重要だったんです。

・・・とまぁディティールを抑えつつも作り込みはしっかりとしているので、それなりのプライスにはなってしまいました。

ですが、同価格帯では抜きん出て完成度の高いモデルだと思います。

PRICE:151,800yen
guji online shop
ginlet-rakuten-
guji Yahoo!店

二重編みのダブルフェイスジャージ生地を用いたモデルもご用意しています。

コットン98%、ポリウレタン2%。
タッチは完全にコットン、ですが着伸びや型崩れを防ぎ、シャキッとしたクリーンなルックスをキープしてくれるナイスなファブリックですね。

特に品格が問われるテーラードスタイルのジャケットなので、コットンジャージであってもエレガントに見せる必要があります。
スポーティなタイプとは一線を画す上品さはBOGLIOLIならではではないでしょうか。

グレーは少し赤みを感じさせます。
二重編みのダブルジャージなので、表と裏で別の糸を用いると微妙にミックスされた色になります。

ニュアンスカラーを狙って表現するというよりも偶然の産物に近い気がしないではありませんが、無機質にならず少しの温かみを感じさせるグレーというなかなか新鮮な発色ではないでしょうか。

ブラウンやネイビーは比較的スタンダードな見え方。
コットンなのでウールと比べるとやや彩度高めな印象ですが、カジュアル系のファブリックなので丁度良い様に感じます。

ドレスシャツを着てタイドアップする際も、適度なリラックス感を漂わせつつ締めるところは締めている印象。
ビジネスカジュアルスタイルでも、テクニカルな生地はちょっと・・・という方の強い味方になる一着だと思います。

ちなみにグレーの裏はこんな感じ。
表の見え方がなんとなく普通ではなくなるということが、こちらでわかっていただけるかと。

同じく筒袖です。

こちらは生地が少しお値打ちといいますか値頃感がありますので、エントリーレンジのプライスでご用意することができました。

PRICE:137,500yen
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