20226S/S SCAGLIONE(スカリオーネ)
オンライン担当の西出です。
SCAGLIONE(スカリオーネ)、gujiではまだ展開をしたことがありませんが、以前ringで取り扱っていました。
イタリアのニットブランドは今間違いなくGRAN SASSO(グランサッソ)が一強状態。
もちろん星の数ほどブランドはあり、それぞれの特徴を活かした物作りがなされていますが、ことベーシックなアイテム、特にニットTという私たちのスタイルの軸となるベーシック系のニットはGRAN SASSOが質、価格ともに圧倒的ですね。
スケールメリットを最大限に活かした物作りがなされていて、大げさに言うと他ブランドとしては「ユニクロとどう勝負するか」みたいな感じになっています。
誤解が無いようにお伝えしますがGRAN SASSOがユニクロ的といっているのではなく、あくまでもスケールの大きさ、違いをイメージしやすいように書きました。
やっぱり原料も大量に仕入れるほうがコストが安くなるのは当然のことなので、根本的な強さが備わっているということですね。
で、その強さはベーシックなデザインのアイテム程クオリティに差がつくということです。
なので、必然的に他のブランドを検討するときはどんなデザインがあるか、特徴があってブランドどおしの食い合いにならないか?ということを考えます。
SCAGLIONEではスキッパーニットで丁度良い感じの編み地やゲージがあり、良いなと思いました。
イタリアンニット、特に私たちのジャンルではスキッパーでも
「胸がはだけすぎない」
ようになっています。
いい感じのバランスで開き、ヘナっとせずに美しい状態をキープ。
ジャケットのインナーにも使いやすく、一枚でも着やすい塩梅。
なかなか新規ブランドの導入というのはニットは難しいところがありますが、引き続き注視していきたいと思います。