2025F/W Bacon(ベーコン)
オンライン担当の西出です。
コンテンポラリーなスタイルでダウンウェアを提案しているBacon(ベーコン)。
いわゆるクラシックな防寒着としてのダウンウェアではなく、強くファッション性を感じさせるデザインが特徴のブランドでして、特にユニセックスといいますかジェンダーレスといいますか、従来の垣根を取り払った提案がなされています。
ルックといいますかオーダー資料といいますか、それを見ても男女ミックスになっているわけでして、伝えたい方向性が如実に反映されています。
そもそもこういったデザインの強いダウンウェアはレディースの方がビジネス規模が大きいので、必然的にメンズは添え物・・・というとアレですがコレクションはスモールになる傾向があります。
が、それを逆手にとってジェンダーレスにするとグッとコレクションの幅が広がるわけでして、そのあたりにクリエーションといいますかデザインの工夫が感じられます。
ringバイヤーの宮本が今回gujiのバイイングにも帯同していて、鋭い目で試着をしていました。
ダウンステッチの多彩さもこのブランドの特徴。
スクエアキルトのORKはBaconのアイコン的なアイテムで、セールス的にも一番良いモデルです。
NEW ORDER IFTはカーブを描く独特のクルティングが特徴。
ステッチが多彩になるということは、封入するダウンパックの形もそれに合わせたものを作らないといけないということで、効率が劇的に悪化します。
なので普通は効率よく詰められるようリピートさせるんですが、そんなことを無視してでも独自のスタイルを貫くという点で、Baconはスペシャルな哲学を持っているな・・・と。
ということで、2025F/Wシーズンもご期待いただければと思います。