2024F/W TAGLIATORE(タリアトーレ)
オンライン担当の西出です。
レポートはこのブランドから始めないとですね、TAGLIATORE(タリアトーレ)。
11月のプレコレクションでほぼほぼのオーダーを済ましているので、メインコレクションはより顕著に感じられる傾向のチェックや追加された生地のオーダーを行ったり、全ブランドを通したオーダーのバランスを見つつ追加を入れたりする・・・的な感じです。
オフホワイト・エクリュ・アイボリー・ベージュ系は多くのブランドが提案していて、TAGLIATOREもバッチリです。
ウインターラグジュアリーを手軽に・・・というとアレですが、ぱっと見で余裕を漂わせるスタイルを楽しむにはこれらの色はとても便利ですね。
一言で言うと 優雅 です。
グレー・ブルーグレー・ブルーで軽さと良い意味でのクールさを表現しています。
グレーはかなり大きなキーワードになっているので、グレイッシュトーンを含めより注目度が高まっています。
グレーの濃淡。無地からチェックまで・・・という感じですね。
数年前のモノトーントレンドの時とは違う、少しマイルドで明るく朗らかな印象を感じます。
モード感という雰囲気ではなく、クラシックから着想されるモノトーンのモダン版というところでしょうか。
素材の風合いやタッチも様々で、外せないカテゴリーですね。
ベージュやブラウン系のカラーもグレーとミックスした提案になっています。
この辺りが差し色としてはキーになる配色になりますが、いつものTAGLIATOREと比べると結構マイルドです。
比較的クワイエットといいますか、強い色は少なく、アースカラーの暖かさとグレーの無機質さがバランスよく表現されており、お得意の色艶はいったん封印・・・しているかはわかりませんが、ナチュラルスタイルへの視線が見て取れますね。
グレー、ダークグレー、ブラックも手厚く。
モノトーンの濃淡で表現されたスパンが多いので、今回のメインコレクションはそんな気分なのかな?
とはいえ生地の表情はとても豊かであり、TAGLIATOREならではのセンスはきっちり感じさせるので、gujiとしても良いラインナップが組めそうです。
スーツ系はいつもこんな感じです。
グジではジャケット単品、もしくはセットアップでの販売が多いんですが、ハーフキャンバス仕立てのスーツコレクションももっと増やしたいな・・・と思っています。
・・・が、予算の関係でなかなか難しく 汗
名古屋店にもずらりと並べたいので、頑張らないと。
gujiには伝家の宝刀であるC-GUJIチェスターがありますのでオーダーはしていませんが(お金を使い過ぎています・・・汗)、LOYDロイドというコートも人気のようです。
ラグランスリーブ。
傾斜も美しく出るようになっています。
背抜きです。
暖冬ということもありますし、裏地付きよりも軽やかに見えますね。
きれいに処理をしないといけないので、裏地付きよりもちょっと手間がかかりコストアップになることが多いです。
ワイド系のパンツと相性が良いバランスでしょうか、飾り気のないスクエア型のパッチ&フラップポケットが良い味を出しています。
こちらはツィーディーなタッチの生地を用いているサンプルなのでそう感じますが、サラリとした生地や定番のウールカシミアでしたら幅広くスタイリング出来るコートかと。
ウエストのラインや着丈のバランスなどかなり整っていますし、着用感も軽くて良いコートだと思います。
最も汎用性があり、登板頻度が高いのは間違いなくチェスターだと思いますが、土日はLOYDでリラックスしたスタイルを楽しむのもありかなと。
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今日の気になる↓
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