2023F/WのLoroPiana(ロロピアーナ)、もしかして幻になったりして・・・
オンライン担当の西出です。
先日から2023F/Wシーズンの仕入れが始まっています。
まだ序盤戦ですが、懸念していた価格についてはまぁ上がっているわけでして、その辺は想定内(覚悟していた)・・・で収まっているところと、ビックリのハイプライスになってるところもあります 汗
それはそれとして、懸案事項として「きっちり納品されるのか」問題があります。
新型コロナが流行してからというもの、様々な理由で納品が遅れています。
で、その時その時で対応を進めているわけですが、今大きな、そして解消の見込みが立っていないいわゆる“ボトルネック”になっているのが「生地の手配」です。
自社で生地を織っているところなどほぼありませんので、多くのファクトリーは生地を買っています。
で、その生地が入ってこないので仕事のしようがない・・・というわけ。
以前ですと「またイタリアあるあるか・・・」なんですが、今はどこのメーカーも口を揃えてこう言うので、きっとそうなんでしょう。
まだまだ余波は続いています。
で、表題の件ですが、どうやらあのLoroPiana(ロロピアーナ)でも、生地をオーダーして半年以上先の納品になるケースが激増しているみたいです。
生地の!
納品が!!
半年以上先!!!
・・・です。
そこから裁断して縫製して、輸出して、輸入して、検品して・・・。
既にストックされている生地を用いて仕立てても、入荷までは3か月程度かかります。
つまり、仮に1月にオーダーを通したとしても、早くても9月、遅くなると年明け・・・みたいな状況だそう。
ということは、普通に考えると「オーダー出来ない」になります。
これがこの数か月の間に劇的に改善されれば良いんですが、この2年で無理だったものが数か月で改善されることもないのかな・・・と思いますよね・・・。
ということで、チョイスする生地選びも今まで以上に重要に、シビアになっています。
gujiの2022F/Wシーズンのテーマは「CWOOL(クウールではなくクール)」でして、その生地サプライヤーの中心はLoroPianaだったりしますので、来年の作戦もまた練り直さないと。
お客様がアッと驚くようなバリエーションの仕入れを行いたいと思っていますが、なかなか難易度が高まっている様に思います・・・。
といいますか、弊社のRING JACKET別注の定番スーツの生地の手配も今まで以上に先手先手で、生地が余るかも・・・くらいの感覚でやっていく必要がありますね。
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今日の気になる↓
BERWICH(ベルウィッチ)のBERTOベルト LoroPiana SUPER150’sウールギャバジンソリッド1プリーツバックシャーリングテーパードパンツ。
このパンツの入荷が遅かったのは、そんな理由があったんだな・・・な46,200円。
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