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オンライン担当の西出です。

こんなブランドを待っていたんです!!
私、COHÉRENCE（コヒーレンス）の大ファンでして、gujiからringに電撃移籍した際は本当に唇をかみしめ、枕を涙で濡らしました・・・。

取り扱いをやめたわけでは無いですし、姉妹店に行けば普通にみられるので大丈夫といえば大丈夫なんですが、それでもやっぱりちょっとしたコヒーレンスロス状態に。
そもそもクリエイティブディレクターである中込氏の大ファンである私、コヒーレンスロスというより“中込ロス”といった方が正確なのかもしれません・・・。

そんな私の“中込ロス”に終止符を打つブランドが遂に登場です。
それがこのORBIUM（オルビウム）。

COHÉRENCEと同じく中込氏がクリエイティブディレクターを務めるニューブランドで、19F/Wがファーストシーズンです。
コレクションは全てアンコン仕立てを採用、シングルジャケット、ダブルジャケット、ブレザー、そして画像の4ボタンジャケットの4ライン構成という潔さ。

見るからに上品な雰囲気とクオリティが伝わってきて、着ているだけで自然と笑みがこぼれる私。

4ボタンジャケットは中込氏曰く“アトリエジャケット”とのことでして、ウエストにシェイプを入れないボックスシルエットながら、後ろ身頃が少し浮くように調整しているエレガントなワークジャケットです。
ワークジャケットには全く見えないエレガントさがありますよね・・・。

テーラードのジャケットは襟がネックラインに吸い付くように仕立てられていますが、こちらは敢えて気持ち浮くようにモデリングし、リラックス感を強めたルックスにしています。
そして生地のセレクションも秀逸。
個人的にもguji的にも心に刺さったのが↑のツィードと↓のダブルフェイス。

特にダブルフェイスが素晴らしく、ここまで美しく縫い上げる技術はイタリアの中でも屈指。メゾンブランドのなかのメゾンブランドなど、本当に良い所の仕事しか請け負っていないというマニアックすぎるファクトリーです。
そもそもダブルフェイスを美しく縫うことが出来るファクトリーは少なく、そのほとんどが南イタリアにあります。が、こちらは北イタリア。
そのあたりの地域性が出ているのか、かなり知的でクリーン、上品な印象です。テクニックをテクニカルに見せすぎず、それでいてしっかり手の良さを感じさせるという塩梅でしょうか、本当に素敵です。

そもそもこんなファクトリーに生産を依頼できる中込氏・・・、培ってきたコネクションと情報収集能力がずば抜けています。

そんなORBIUM、ラテン語で「循環」「回転」「軌道」意味を持ち、偉大なヘリテージの本質的な美を抽出し、進化させていくという思いが込められているそうです。

今日の気になる↓

Cinquanta（チンクアンタ）のシングルライダース。
しっとりとした質感と美しいシルエットで10年以上着られること間違いなしかと。149,040円。

オンラインスタッフによるインスタアカウント↓
@guji_ginlet
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