縁起が良くておいしい料理

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オンライン担当の西出です。

年が明けてから毎日おせち料理を食べているわけですが、ほんと美味しいですよね。子供のころは嫌いでしたが、今は大好きです。
この時ばかりは禁じていた日本酒を解禁しますので、そのペアリングを楽しみつつ、昔の人の生活の知恵というのは素晴らしいな・・・としみじみ思ってしまいます。

ちなみにおせち料理とは・・・
・重箱を重ねることが「福を重ねる」「めでたさが重なる」という意味につながる。
・昔は祝い肴を「喰積(くいつみ)」と呼び、重詰めにしていたことに由来。
・年賀に来るお客様にも振る舞いやすい。
という考えがベースにあり、保存が効く調理法が取られています。
まあこの辺りは縁起を担ぐ日本人らしいマインドだと思いますが、正式な重詰めは四段重で、しかも詰める料理も決まっているとのこと。

重ねた時に1番上になる壱の重には、正月にふさわしい祝い肴、中でも、数の子・五万米(ごまめ)・黒豆の「三つ肴」を筆頭に、たたきごぼう、紅白かまぼこ、伊達巻、昆布巻、栗きんとん、ちょろぎ、錦玉子を。
二段目の弐の重には焼き物を。ぶり、鯛、海老という縁起のいい海の幸が中心です。
参の重にはれんこん、里芋、八つ頭、くわい、ごぼうなどの煮物を。
与の重には酢の物・和えものを。忌み数字の「四」は使わず「与」を使います。紅白なます、菊花かぶ、小肌粟漬けといった日持ちのする酢の物を詰めます。

しかも上記に挙げた食材全てに縁起の良いいわれがあり、縁起の良いものだけで構成されているという隙の無い布陣。
こちらに詳しくいわれが説明されています。)

そしておせちを食べるには両方の先端が細くなっている「祝い箸」を使います。
一方は神様用、もう一方を人が使うためで、”神人共食”を意味しています。両方とも使えるからといって、ひっくり返して取り箸にしたりするのはタブーです。

とまあ、いろいろ調べると何気なく食べているものにも深い意味があるんですよね。
祖父世代では当たり前のことも、若い世代になると途絶えてしまうことも多くあります。歳を重ねてきて、文化の継承など、次の世代につなぐことを意識するようになってきました・・・。





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