もしかすると、余生の方が既に短いかも・・・
オンライン担当の西出です。
先日ネットでこんなブログを読みました(にわかに注目されているかも?)。
要約すると、
「ある程度歳を取った男性の経験と記憶にあるお洒落さや培ってきたブランドイメージは、若者には通用しない」
ということ。
これはなかなか興味深い問題です。
私たちのジャンルで言うところの、
「ワニ革を恰好良いと思うかどうか」
に近いような、近くないような・・・、よくわかりませんが、つまるところ、
若い方にも響くように適正な訴求をしないと、↑のブログで言う
「オシャレが好きなオジサンが着ているダサい服」
になるということ 恐
現在のラグジュアリーブランドのイメージ戦略は完全に若い方にシフトしています。
以前から思っていましたが、それらのブランドにとって、きっと私たちのような40歳オーバーは既にコアな訴求対象からは外れています。
私たちくらいの歳になるとそもそもブランドに対してそれなりの知識や経験、悪くないイメージを持っているわけで、それをより良くするのは至難の業(悪くするのは簡単)。
若い方ですとベースのイメージ作りからスタートすることが可能なので、そこを慎重に行うことで良い関係を長く続けることができると考えているのでしょう。
また、以前より若い方でも大きく所得を得られる機会も増え、経済的に成功可能な年齢が下がっていることも要因にありそうです。
で、若い方が良いイメージを持つことになると、つられてオッサンも「やっぱいいよね」「今も人気なんやね」「凄いブランドやね」となる。
微妙な立ち位置だったブランドも、若い方が「このブランド今凄く人気なんですよ」というと、そのパワーに押されてオッサンは「リブランディングされて凄く良くなったね」と勝手に思う。
以前と比べ圧倒的に情報の量が多くなっている中、過去の栄光?にすがっていると淘汰されていくこと必定。
必ずしも若い方に向けて訴求をする必要があるとは思わないですが、やみくもに、短絡的に商品やブランドを無作為にアピールするよりももっと大きな視点が必要な、オッサンにはプロモーションがとても難しい時代になったな・・・と思います。
弊社も この渋さを理解するにはまだ早いでしょ という大人の嗜みスタンスでいくのか、早いうちから本物を知ってね という共に登るスタイルいくのか。
ずっと続けていたアピール方法をそのまま踏襲して若い層へ訴求するのか。
カテゴリーに応じて方法を変えるのか。
全てをミックスして総合的にアップデートするのか、敢えてしないのか。
慎重に考える必要があるな・・・と思う今日この頃です。
画像がないのもアレなので、とりあえず今日のバッグの写真を載せました 汗
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今日の気になる↓
mando(マンド)のポリエステル和紙バイカラーVネックニットベスト。
最近ベスト熱が再び高まっているような気がする28,600円。
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