2025S/S PT TORINO(ピーティートリノ)
オンライン担当の西出です。
PT TORINO(ピーティートリノ)のショールームに来ています。
私は基本的にはgujiカテゴリーの担当なのであまり来ることはないんですが、時間があればチェックするようにしています。
今回はringバイヤー宮本が鋭意ピックアップ中ということでそれを横目に見つつ・・・
ラックに陳列されるウェアを拝見。
PTといえばドメニコジャンフラーテ氏のイメージが強く、氏のスタイルを如実に反映したコレクションが多かったんですが、
退任されてから私が拝見する初めてのメインコレクション、良い意味でクセといいますかアクが抜け、PTの既存のパンツ類と合わせやすいアイテムが多く展開されていました。
世界的なトレンドからか柄物は少なく、ベーシックカラーを中心に少し色を加えたカラーパレットで展開。
そんなウェアを見ていると気づくことがありまして・・・
↑のこれまでの画像の下の方に写っていますが
サンタマリアノヴェッラのポプリが置いてあります。
よく見るとショールームの至る所に
姿を変え形を変えポプリが置かれており
下世話ながら使用されている量とポプリの販売価格から費用を計算してみると
軽く10万円を超えており、
20万も超えており・・・
どこにいてもイタリアらしい良い香りを感じることが可能。
お買い物は五感全てで楽しむものなので、ショールームに入ってずらりと並ぶ商品を目で感じ、実際に触って感触を楽しみ、BGMやスタッフのトークを聞き、合間にコーヒーを飲み、空間の香りを楽しむ。
アミューズメントというと大袈裟ですが、足を踏み入れた瞬間イタリアを感じるような演出がなされており、さすがPT、細部まで拘られているな・・・と感じた次第。
人気ブランドは、やっぱり人気ブランドになる明確な理由があるんだな・・・と痛感した経験でした。