昔良いネクタイってどういうネクタイ？という私の質問に対する先輩からの答えは、

「正バイアスになるように精緻に作られたもの」

というものでした。

確かにこれは間違ってはいません。

そもそも色柄やデザインは個人の嗜好の問題ですし、そこは良し悪しの観点とは違います。

ネクタイは締める事で捻られ 歪みも生まれやすいですし、そういう部分でも生地の特性上 正しく45度でカットされた「正バイアス」であるという事は捻れにも強く 真っ直ぐ下がるのでとても大切な要素です。

そういうきっちりと正確に作られているというメリットは理解しつつも、良い意味で「ラフ」な雰囲気を持ったものも イタリアらしさがあり温もりが感じられすごく魅力的です。

AttoVannucci（アットヴァンヌッチ）のネクタイを見るといつも感じさせられる点なんですよね。

芯地を用いずにシルクを折り込みながらそれだけで仕上げてしまうセッテピエゲが何よりココの十八番なわけですが、このセッテピエゲなんか特にそう・・・

勿論生地は正バイアスでカットされていますが、芯地がないゆえノットはギュッとちょっと無造作な仕上がりとなり 大剣先はプレスをしておらずに一寸はためくような感覚。

精緻ではないものの 人の手仕事の痕跡が匂い立つようなセッテピエゲ、非常にイタリアらしい美的感覚といえるのかもしれません・・・

ちょっと価格はアップしますが 他では得られないセッテピエゲならではの美しさ、こればっかりはなかなか見逃せないものなんですよね・・・

MODEL：7-90517/90522/90528
MATERIAL：ウール100％
COLOR：グレー・ブラウン・ネイビー
PRICE：33,000yen
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同じ素材の芯地ありヴァージョン、こちらはよりビジネスシーンでの安心感が見込めます。

ウール梳毛のネクタイはAttoVannucciの定番かつ人気モデル。

なんとなく小僧には持て余す！？そんな余裕が感じられるのがこの手の1本じゃないですか・・・

ポイントはスーツの素材とのマッチング。

ライトウェイト過ぎると物足りないので同程度のウェイトのある素材を用いたウールが正解ですね。

MODEL：2sf-90517/90522/90528/90529
MATERIAL：ウール100％
COLOR：グレー・ダークグリーン・ネイビー・ブラウン
PRICE：28,600yen
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同じくウールですが こちらはちょいざっくりのタイプですね。

こちらはその相性でいうとリネン系ジャケットやスーツがベストでしょうか。

天然繊維の良い意味でのザラツキ感というかラフな表情がやはりしっくりくるかと・・・

なかなかオトナっぽいセレクトになりそうですね。

MODEL：2sf-90656/90667/90675/90677/90680
MATERIAL：ウール100％
COLOR：ライトグレー・ブラウン・ダークグレー・ネイビー・ブラック
PRICE：30,800yen
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大剣幅が8.5cmという極太ニットタイ！

初めてみたときはなかなかのインパクトを受けましたが、非常に人気のある商品だそうで 事実 先シーズンも相当早くに完売しました（驚）！！

で、今シーズン これまたよく売れておりまして 追加を早速検討中でございます（感謝）

ニットタイって最近はあまり注目ではなかったものの これは根強い人気に支えられているようですね・・・

MODEL：Tricot-50808/50811/60800/60802
MATERIAL：シルク100％
COLOR：グレージュ・ネイビー・ブラウン・ブラック
PRICE：18,700yen
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