その出来に思わず舌を巻く!
GIANFRANCO BOMMEZZADRI(ジャンフランコ ボメザドリ)ピンストライプスーツ
プロシュートデパルマやパルミジャーノレッジャーノでお馴染みのパルマ発の
サルトリアであるGIANFRANCO BOMMEZZADRI(ジャンフランコボメザドリ)
はある意味独自の路線を歩んでいるかのように思います。
紛れもなく歴史に支えられたサルトリアであるにも関わらず、そのスタイルは
良い意味でサルトリアーレ感をあまり出しておらず、コレクションブランドの空気や
テーラー系の仕立てなんかをごちゃまぜにしてガラガラポンで生み出されたような
何故か不思議な魅力に溢れたスタイルなんです。
エグゼクティヴに持って来いの本格的なフル毛芯仕立てなんですが、誤解を恐れず
に言うならば決してクラシックではなく(本質はクラシックですが…) 適度に
現代的な空気があってバランスがすこぶるカッコいいとこんな拙い表現で伝わります
でしょうか??
そもそも記憶している過去のGIANFRANCO BOMMEZZADRIはむしろ若干没個性ぎみ
というかちょっとばかり地味であまり印象に強く残らないそんなイメージがあり
ましたがそのあたりは現在のディレクターであるエンリコ氏の手腕によるところも
大きいようです。
遊びのきいたファブリックのチョイスと一歩先行く打ち出しが魅力のERNESTO
(エルネスト)が好評のエンリコ氏。
ジャンフランコ氏は小柄で柔和な雰囲気あふれるかわいいお祖父さんという方
ですが、やはりディレクターが変わるとブランドも大きく変化するもんですね~。
スペック的には特筆すべき点はないんですが、なぜかモダンでコンパクトな
シルエットに見える不思議・・・
少し短い着丈と狭い肩幅、コンケープを抑えた袖山、このあたりが強いて言えば特徴
なんですがそのスペックの数字以上に垢抜けたデザインのように見えます。
カルロバルベラと思しき生地もなかなかにマニアックなヴィンテージライクなもの。
モヘアが鈍く輝くチャコールグレーに隠すように入ったネップ調のピンストライプ、
それもボルドー!!
グレーにボルドーのストライプってのがズバッと心に刺さります(渋)!
皆さんこれを機会に是非このブランドをお見知り置きを。
思わず舌を噛むようなブランド名ですが、袖を通すとその出来の良さに目から鱗で
思わず舌を巻くこと請け合いですよ!!
MODEL:A4032/5001
MATERIAL:ウール52% モヘア46% シルク2%
COLOR:チャコール×ボルドー
SIZE:42・44・46・48
PRICE:216,000yen
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