NICK1型アップしました

“僕らが目指していたのは艶から渇への疾走”
ヤコブコーエンを示す言葉としてラグジュアリーを用いる事が多い(自らもテーマとしている)。
がしかし今回のシリーズのジーンズ達は、ラグジュアリー=豪華から来る“艶”と言うよりは、枯淡の中に在る様々な欲動への“渇き”になるのではないか。(商品の具体的ディティーイル等の説明は下記で)
喩えるなら、一日の真夜中の熱帯夜にある“艶”と真昼の炎天下にある“渇”ぐらい真反対の今までのジーンズとは違うと言えるだろう。
今回全3話としてやってきたが改めて過去とは異なる、「故きを温ねて新しきを知る」的なもの(ジーンズ)が枯淡の境地へと走り続けたこのシリーズだった。

今季から創めたアイテムシリーズは一言で伝えると
「ヤコブコーエンから視たオリエント」の雰囲気だ。
※ディテールはフロントボタン、ポケットリベット、ベルトループ箇所のレザーパッチなどに埋め込まれたターコイズ風・トルコ石風の西アジアの雰囲気。
※マテリアルは綿、コットンの硬感を強く前面に出した、乾燥帯気候の旱魃の土壌を思わせる中近東の雰囲気。
(一応、このシリーズ商品はストレッチ素材となる化繊は混合している。)
オリエンタルをジーンズで表現したシリーズの1つで唯一のメーカーだと思っている。

末筆、このオリエンタルなジーンズの核心はコーディネートであろう。私物や未来の所有物をここで一度考えて欲しい。
ウエスタン系のハットか?それともネイティヴ系のアクセサリーか?いやいやエスニック系のサンダルか?
あなた自身にとってのオリエンタルなヤコブは一部でしか無いのだから。

MODEL:226-71507
MATERIAL:表地:コットン99% ポリウレタン1%
パッチ部分:牛革

PRICE:68,200yen
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