3年半ぶりの海外出張!!③
BEGG X CO from SCOTLAND

gujiの岩佐です。

旅の後半はミラノからスコットランドに入りました。

この地ではBEGG X COのストールとニット、2箇所のファクトリーを巡りました。


ストール工場①
縦糸を1本ずつ張っているところ。


ストール工場②
張った縦糸に横糸を織り込んでいる機械。

Belvest同様にこちらもスーパーメゾンのOEMを請け負っておりますので、写り込まないか心配になりながらの撮影・・・

逆にスーパーメゾンの製品を作っている場所の方が多かったような気がします(驚)


ストール工場③
生地が出来上がると丁寧に3時間洗います。


ストール工場④
起毛処理を施すアザミの機械。7,000個の実を使うそうです。

起毛処理を施す前の生地を触らせていただきましたが、コットンキャンバスのようなタッチだったんですよね。

そこからあの極上のタッチが生み出されるのは目から鱗でした。


ニット工場①
日本が誇る島精機(シマセイキ)の最新の編み機はこちらでも健在。


ニット工場②
約100年前のドイツ製の編み機も健在。

BEGG x COのニットはカシミアニット作りの聖地、HAWICK(ホーウィック)にて生み出されています。

思っていたよりもコンパクトな敷地内に紡績以外の全ての工程が可能な設備があり、ほぼ全ての作業を拝見することが出来ました。


ニット工場③
リンキングは1針ずつ手作業で嵌め込んでいきます。


ニット工場④
低温でゆっくりと洗います。


ニット工場⑤
1点1点丁寧にプレス。

全ての工程をトータルすると、何時間もかけて1着のニットが仕上がることが分かります。

編んだり縫ったりするのは機械ですが、人の目や手が最も大切に感じました。

最後にBEGG&COのアテンドで身の程を知らずに本場でゴルフなんぞ嗜みまして…

今回の旅は終了です。

イタリアとスコットランドで訪れましたファクトリーツアーでは、何となく良い…何となく違う…のクオリティーへの疑問をこれまで以上に理解できたと思います。

その時その時のトレンドや嗜好もあり、必ずしも万年脚光を浴びるブランドは少なくなりました。

それでも新しい技術と伝統的技術のバランスや、テロワール(水質・土壌)の地域性、物を丁寧に扱う細やかさ、働く人へのリスペクトや継承していくことの大切さを深く感じることができました。

絶対にこの経験をもっとお客様やスタッフに伝えたい…

その方法を今から考えます。

そして第2便の出張も始まっているようですね。

インスタの投稿やストーリーで最新情報をアップしておりますので是非ご覧になってくださいね。

それではまた。


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