CHAMBORD SELLIER(シャンボール セリエ)
こんにちは。 gujiの高階です。
本日は長く展開を続けているCHAMBORD SELLIER(シャンボール セリエ)について書きたいと思います。
フランス、パリから列車で1時間ほど離れたロアール地方に所在する町、シャンボール。
セリエとは車などの乗り物のための椅子や馬具などを作る革の専門職人、もしくはそれらを取り扱っている専門店のことを言い、CHAMBORD SELLIER(シャンボール・セリエ)というブランド名はこの二つの言葉から生まれました。
シャンボール地方を象徴する馬具をモチーフにしたディテールが多く用いられ、革の質や仕上げの良さが引き立ち、シンプルなデザインですが、独特な存在感が特徴のブランドです。
僕達が必ずオーダーをするのはブリーフバッグ。
端正な表面と、機能性のあるポケットでの間切りなど、ビジネスマンに丁度良い塩梅に仕上がっています。
素材は固めですので、形の崩れも無く、難なく自立しますので、弊社のスーツスタイルとの相性は何年経っても変わらず良く、寧ろマストアイテムに感じます。
曲線美と直線美が融合されたミニマルなデザインに、刻印されているのはシャンボール城。
世界遺産にも登録されているこのお城は、シャンボール地方の象徴でもあります。
美しいと言いう一言に尽きる名作です。
このブランドは、毎期新たなモデルの提案があります。
どれも端正な顔つきは統一されており、最近は時代性もあってカジュアルデザインの物が増えているように感じます。
そんな中で、新たなブリーフバッグの提案がありました。
ボックスな形がクラシックでありながら、新鮮に感じるデザイン。
ドレスアイテムは大きなデザインの変化はありません。
ですので、これまでのデザインを少しのデティールの変化や素材、大きさなどの変化で新鮮さを出します。
絶妙なサイズ感と、より直線美を感じ馬蹄の留め具などの細かなデザインは、見た目から高級感を感じるデザインではないでしょうか。
カジュアルでサコッシュ型の鞄。
少し前はレディースでしか採用されなかったデザインです。
先程のブリーフとは違い、LAGUN(ラグーン)素材を採用し、柔らかさと軽さが分かるようにしており、スタイルを選ばない見た目になっているかと思います。
また、この円安時代に価格も抑えているほうではないでしょうか、、
こういったデザインをこのブランドが提案することが、時代の流れを感じます。
他にもベルトなども弊社は展開しています。
カジュアルなアイテムであっても、どれも凛とした佇まいは、CHAMBORD SELLIERならではです。
この雰囲気は、他の鞄ブランドには無い大きな特徴に感じます。
フランス製でありながらも、どこの国にも属さない独特なこの空気感を、今後もgujiは強く推して行きたいと思っています。