バイイング中の17FWの新アイテムをちょっとだけご紹介・・・
Pitti Uomo(ピッティ ウオモ)をはじめとしたファッションウィークが終わり、現在東京や大阪で開催されている国内展示会巡りの真っ最中です。
怒濤の入荷ラッシュが続いておりましたので、本日は小休止でバイイング中の17FWの新アイテムをちょっとだけご紹介します・・・
それではイタリア詣でをふまえ、最も印象的だったLARDINI(ラルディーニ)のサルトリアラインから!
“インテラート”と呼ばれるフルキャンバス(毛芯仕立て)で手縫いの箇所も多い最高位のモデルを採用し、特徴的な少し大きめのラペルに深めのVゾーン、キッチリとした見た目と軽い着心地を両立したグッとクラスの上がるジャケットとスーツを展開します!
カシミア100%やLORO PIANA(ロロピアーナ)謹製の素材を思い切ってピックアップしておりますので、乞うご期待とご協力宜しくお願いします・・・(汗)
かな〜り高度なテクニックを要するダブルフェイスの1枚仕立てのジャケットやコートも登場したり・・・
ブランドとしてのステップアップも着実に進んでいます。
定番ブランドとなっても常に新しい提案をしてくるLARDINIはやっぱり凄い!とイタリアでの感動は間違っていなかったと確信(奮)
追随するサルトリアブランドとしてこの春から一気に展開数を増やしますDe petrillo(デペトリッロ)。
メインコレクションではあまり生地が増えないとのことでしたので、既にプレコレクションでほぼほぼ仕込み済み・・・
それでも英国反のブラウン系マルチカラーのグレンチェックジャケットと、BIGグレンチェックのオーバーサイズバルカラーコートは触手を引っ込めるわけにはいきませんでした(笑)
ホッソリを突き進んでおりましたMACKINTOSH(マッキントッシュ)も、クラシック回帰なゆったりシルエット&ロング着丈でのコレクションが増えてきました。
定番品もこれまでのサイズ表記でワンサイズくらい大きくなるそうですし、アウターも確実にトレンドの節目を迎えておりますね・・・
ZANELLATO(ザネラート)ではこれまでの定番モデルPOSTINA(ポスティーナ)推しまくり?のスタンスから、新定番となるべくイタリアで特許まで申請した新モデルの発表がありました。
その名もDUO(デュオ)。本体のトートバッグの中には着脱可能なクラッチバッグが付属され、本体カバーも付き内部の底板も折りたためてコンパクトにスーツケースなどに収納可能・・・
ユーティリティーな小分け用のポーチまでも付いてトラベル時に特にマルチな能力を発揮します!
そんなPOSTINAの刺客?のDUO、ハンドルの付け方やフォルムまで特許申請済みだそうです(凄)
CISEI(シセイ)からは新しいスムースレザーと新型トートバッグが登場!
お値段も良い感じに収まっておりましたので、ヒットしそうな空気がプンプンしてました。
新しいもん好きとしては・・・オーダーするしかないですね(汗)
F.LLI Giacometti(フラテッリ ジャコメッティ)は新作のスリッポンラストを用いたキルトシューズを別注。
現地ファクトリーの商品企画にも携わる代理店社長の助言により、このモデルでちょっと艶やかなコンビシューズをご用意します。
9割5分くらい?がインポートブランドの僕達のラインナップの中、ドメスティックのニットブランドをスタートします。
歴史ある紡績の地、山形は寒河江発の佐藤繊維が渾身で打ち出すニットブランド991(読み:ナインナインティワン/愛称:キューキューイチ)。
佐藤社長自らが構想・デザインし、最高の技術者らが実現。
究極の原料選びと素材開発、そしてそれら素材とアイテムの組み合わせ。そこに最高の編み立て及び縫製の技術を注ぎ込んだ、良い意味ヘンタイなニットコレクションです。
ピントが合ってなくて申し訳ないのですが、例えばこのニットジャケットの腕はカラダの線に沿うようにアングルを変えながら形を作っています。
着心地の良さはもちろんのこと襟裏のリブが伸びる部分と伸びない部分があったりと立体的に見える成型も目から鱗の連続でした・・・
一気に振り返ってまいりましたが、ブリティッシュ・トラッド・オーバーサイズ・・・様々なキーワードが登場しております。
見た目の提案はもちろんのこと、素材や縫製などクオリティーの高さを以前よりもさらに求められる時代に突入したという印象でした。
というわけで・・・今まで以上に‟ホンマモン”クオリティーにこだわってバイイングを行いたいと思います!
17FWもご期待下さいませ!
『balcone di guji blog』本日更新しました!