次のトレンドは・・・!?
16FWプレコレクション ダイジェスト
先月から今月にかけては、主要ブランドのプレコレクション時期にあたり、
各ショールームに2016年秋冬のバイイングと、メインコレクションに向けての
傾向と対策を練りに行ってまいりました!
プレとは言え、全体の3分の1くらいの予算を割きますので、僕たちにとっては
かな〜り勝負のシーズンなんです・・・
皆様お待ちかね?のTAGLIATORE(タリアトーレ)は、グレーやブラウンのベースカラーに
レッドやブルーの差し色が主となる提案でした。
柄のパキッと系ではなく、ボヤかした感じのするチェックがシーズナルな特徴です。
LARDINI(ラルディーニ)はネイビー系とブラウン系のシックなお色目の素材が中心。
今までで1番シックだったかもしれません。
ブラウン系のライトツィード、大人しめな感じのブークレ、ジャガードの無地なんかが
気になりました。
他にはないエクスクルーシブ素材が多いのもこのブランドの魅力です。
新素材が毎シーズン登場することで楽しみにしているZANELLATO(ザネラート)は、
文句なしにデニム素材がオススメ。
迷わず主要な3つのMODELに採用しました!
快進撃はまだまだ続きそうですね!
メゾンのデザイナーからも一目置かれる存在のCellar Door(セラードア)。
ferla(フェルラ)社やイタリア軍支給実物のスペシャルなファブリックで、
ゆる〜いシルエットのパンツを中心に。
もはや定番のカジュアルパンツとなったBERWICH(ベルウィッチ)は
デニムにも力を入れ始めました。
ワタリに余裕があって、裾にかけてはテーパードがしっかり効いたお馴染みのシルエットが
来季もオススメです。
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長年取り扱っております怒涛のSIVIGLIA(シヴィリア)とINCOTEX(インコテックス)・・・(汗)
シックで綺麗目がトレンドとは言え、反動からかクラッシュ系が増えてきました。
いつもクリーンなイメージでしたdrumohr(ドルモア)のケーブルニットにも
ガーメントダイが登場するなど、先程のパンツを含め加工感のあるアイテムは
少しず〜つ差しのアイテムとして注目しています。
PAIDEIA(パイデア)はGFB(ジャンフランコボメザドリ)社のernesto(エルネスト)チームが
フルキャンバス(フル毛芯)にこだわったスーツだけのコレクション。
ほとんどがエクスクルーシブの英国素材で、他にはないというのはおろか
僕達も見たことないエキセントリックな刺激的スーツです!
新しいイタリアのサングラスブランドにも興味があったりと・・・
くまなく4日間巡ってまいりました!
全体的にはシックで綺麗目な傾向は継続し、その中でもgujiはブラウンやカーキ系などの
コロニアルカラーに注目してバイイングを行いました。
プリーツ入りのパンツや加工感のあるアイテムをシックなテイストに差して
メリハリを出すのが新しいトレンドとなる予感です!
次回のバイイング情報は来月に迫ったファッションウィークのFIRENZE、
PITTI UOMOからお届けします!
『salotto di guji blog』本日更新しました!