2025秋冬メインコレクション
〜東京編〜
皆さん、こんにちは。
グジアシスタントバイヤーの小林です。
本日は表題の通り、2025秋冬メインコレクションを見てきましたので、その模様をご紹介していきたいと思いますので、宜しければご覧頂ければと思います。
イタリア・フランスのファッションウィークを経て、日本でのファッションウィークが佳境を迎えております。
今回展示会を廻らせて頂いている中で、ここ数年で最もトピックが多く、良くも悪くも大きな流れを感じたのがこの2025年秋冬。
昨今の為替の問題や物価高の影響で、引き続き販売価格の上昇は避けられないといったマイナスな面もある一方で、ファッション的な観点から言うと、より自由度高くファッションを楽しめるようになってきているなと思います。
ジェンダーレスの流れがより色濃くなり、性別を超えてファッションがより楽しめるようになっていることやドレス・モード・ストリートといったジャンルの垣根が薄れてきていて、これまでのような縛りがいい意味でなくなり、自由度が高く、ファッションを楽しめるようになってきているこということ。
だからと言って何でもありなわけではないですが、、、今後はよりミックスされたテイスト・アイテム・スタイルが色濃くなっていくと思います。
そんなトレンドをしっかりと加味しながらもグジとしては、よりらしさを強めながら、皆さんに新たなグジを楽しんで頂けるよう新たな発信・提案・コンテンツを作っていきたいと考えております。
2025秋冬は新ブランドも幾つか加わりましたし、これまでには無かった提案もしていきたいですし、色々と仕込みもございますので、楽しみにして頂ければと思います。
GIORGIO BRATO
2025秋冬トレンドとして確実注目を集めておりますレザーアウター。
数年前に流れとしてあったスッキリとしたキレイめなレザーアウターというよりは、ラフに着られるリラックス感のあるレザーアイテムが注目。
この流れは、2025SSからありましたが、2025FWより色濃くなっている印象ですので、皆さんも注目してみて下さい。
FELISI
レザーアイテム関連では、今改めて注目されておりますFELISI(フェリージ)。
2023年秋冬より、フェリージディレクターに鴨志田康人氏が就任し、同氏が手掛けるSAFARI COLLECTIONを中心に熱を帯びている同ブランド、改めて展示会を見てもやっぱりいいんです。
プロダクト一つ一つに深いストーリーがあり、バッグデザイン・色使いなど、本当に流石の一言。
Maison Margiela
グジとしても革小物・バッグにおいては、注力を注いでおりまして、2025年秋冬もデザインに富んだものから大人の方に上品にお持ち頂けるものまで、かなりのバリエーションを取り揃えております。
ジェンダーレスでお楽しみ頂けるものも多数ご用意しておりますので、是非とも楽しみにして頂ければと思います。
ORBIUM
このメインコレクションでも特に提案が多かったのがジャケットブルゾン。
数多くのテーラードブランド・コレクションブランドでも提案が目立っていましたが、やはりORBIUM(オロビウム)は別格でした。
卓越したテーラリングによる美しいフォルムと安心感のある着心地、ファッション魂をグッとくすぐられるブランドですね。
素材においても並々ならぬこだわりがあるブランドで、僕も含め、バイヤーチームは毎度ノックアウトされている感じです。
来シーズンは、新型モデルもご用意できるかもですので、ORBIUMファンの皆さん、お楽しみに〜
まだまだ話は尽きないのですが、本日のメインコレクションブログはこの辺りで。
今後もこちらのブログにて、2025年秋冬展示会の模様を随時お届けしていきたいと思いますので、是非チェックして頂ければと思います。